ゴルフ場の人手不足は深刻で、"機械化"はより進んでいきそうだ。コース管理メンテナンスで有力な助けの一つになりそうなのが、日本農薬㈱が開発したAI病害虫雑草診断アプリだ。
画像: スマートフォンで芝の状況を瞬時に把握できる

スマートフォンで芝の状況を瞬時に把握できる

同社は病原菌や雑草の発生状況を一括管理するためのスマート農業ソリューションを提供していて、その一環として開発されたのがこのアプリ。スマートフォンで撮影した写真から病害虫や雑草をAIが検知し、最適な農薬や対処法を提案してくれるツールという。

具体的には撮影した画像をもとに病害虫や雑草を判別し、その生態や防除方法を解説し、さらに6社の農薬メーカー、約400剤の農薬の中から最適なものを紹介するという。これにより、複数人のコース管理スタッフが撮影した写真や撮影場所、日時を共有、閲覧できることで、病害虫や雑草の発生調査や作業記録などに役立つというから、大幅な省力化が可能になるというわけだ。

同社によるといくつかのゴルフ場から引き合いが来ていて、すでに1コースでの導入が決まっているという。「人口減少もあって、いまゴルフ場の人手不足、高齢化は"常識"になってきました。IT化、機械化は積極的に取り組むべきでしょう。初期投資は高いですが、長い目で見たら人件費に比して結局コスト減になります」とゴルフ経営コンサルタントの菊地英樹氏。

氏が勧めるIT化、機械化をランダムに挙げてみよう。

①ウェブ予約、②自動精算機、③自動チェックイン機、④配膳、掃除ロボット(中でも愛嬌たっぷりの猫型が人気)、⑤レストランのタブレットオーダリングシステム、⑥カートのナビゲーションシステム、⑦ハウス出入り口のデジタルサイネージ(電子表示)、⑧無人芝刈り機(フェアウェイなどを刈る本格的なものと、ハウス周りの練習グリーンなどを刈る機械あり)、⑨ドローンによるグリーンやフェアウェイの芝管理などだ。

電子化だらけで味気ないというゴルファーもいようが、ゴルフ場側にとっては、背に腹は代えられないといったところだろう。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月10日号「バック9」より


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