ツアー優勝者のスウィングを解説する人気連載「勝者のスウィング」。オフの間は将来の勝者候補、2025年合格の“原石”たちをプロコーチ中村修が解説する。第8回は24年の日本女子アマを制している鳥居さくら。
画像1: 24年日本女子アマ覇者・鳥居さくらがドライバーで250Y飛ばす秘訣は「懐の広さ」【新人女子プロのスウィング#8】

鳥居 さくら(Sakura Trii)

生年月日:2007年1月23日(19歳)
出身地:兵庫県神戸市
出身校:日本ウェルネススポーツ大学 在学中
ゴルフ歴:5歳~
得意クラブ:アイアン
スポーツ歴:水泳、キックボクシング
目標とするプロゴルファー:古江彩佳、桑木志帆
飛距離:250ヤード
持ち球:ドロー
今シーズンの目標:ステップ・アップ・ツアーでの勝利

2024年日本女子アマを制した鳥居さくら

スウィングを見てみるとシンプルで完成度の高さが感じられます。話しを聞いてみると星野英正プロに師事していると言いますから納得です。

持ち球のドローボールで飛距離も250Yは飛ばしていますがフェードも操り、コースを攻めると言います。星野プロのエッセンスがしっかりと受け継がれていることでしょう。アドレスで手元と体の距離のある懐の広さが特徴です。その懐の広さを保ったままテークバックすることでトップでも奥行きがあり飛距離に結びついています。

画像: やや広めのスタンスで懐の広いアドレスからテークバックする

やや広めのスタンスで懐の広いアドレスからテークバックする

スタンスはやや広めですが左右の動きは少なく、股関節の幅でしっかりと重心移動は行われています。切り返しでも股関節に角度があり、体が伸び上がっていない点も再現性の高い正確なインパクトを実現するポイントになっています。体のブレがなく左右に揺らす反動も使わずに250Y飛ばすにはかなりのトレーニングも積んでいることでしょう。

画像: トップで奥行きがありしっかりと体幹をゆるませずに切り返す

トップで奥行きがありしっかりと体幹をゆるませずに切り返す

スウィングで気をつけていることを尋ねると、「インパクトでゆるまずに最後まで振り切ること」と言います。プロテストのプレッシャーを克服したそのマインドは、プロとして優勝争いする場面でもきっと役に立つことでしょう。

今期の目標は「ステップ・アップ・ツアーでの勝利」と教えてくれましたが、その姿をレギュラーツアーでも見られる日はそう遠くはないかもしれません。

画像: 「インパクトでゆるめずに最後まで振り切る」その通りの大きなフォロー

「インパクトでゆるめずに最後まで振り切る」その通りの大きなフォロー

ドライバーの飛距離だけではなくアイアンも得意な鳥居選手のプレーを間近で見る日を楽しみにしています。

写真/岡沢裕行

2026年の“新人女子プロ”のスウィング


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