
かなや・たくみ/1998年5月生まれ。広島県出身。広島国際学院高校在学中、日本アマに最年少優勝。2020年プロ転向、欧州を中心にプレーした後、国内を主戦場にした2024年は最終戦で逆転し賞金王獲得。昨年よりPGAツアーを舞台に戦っている

FWキープ率1位の安定感に加え、昨年は一昨年から約5ヤードの平均飛距離アップを果たした。ロフトは9度を10度に調整、長さは44.25インチと短め。シャフトは60グラム台のジ・アッタスのフレックスXを挿す
長く使用し続けていたピンのG410プラスからG440 LSTにスイッチし、直後の大会で金谷自身のPGAツアー最高位となる5位でフィニッシュした。
「アメリカで戦う上で、色々なクラブをテストしました。ドライバーは、今までテストを実施しても替えることはなかったですが、改めて試してみたらキャリーが出やすくて、最新モデルの素晴らしさを実感しました。特に、高さが出てくれることによって、キャリーが伸びてくれたのは大きいです。打ち出し角が高くなったことで飛距離が伸び、同時にコントロールもしやすいのがとても良いです」と話す。
このドライバーに変更した昨年、PGAツアーのFWキープ率は74.07%で、全体の1位に輝いた。
「他の選手が下の番手で刻まなきゃならないホールも、自信を持ってドライバーで打っていける点はアドバンテージだと思います。僕の場合、ドライバーの弾道頂点が16ヤードほどで他の選手の半分くらいの高さ。飛距離アップの観点では球を上げていきたいのですが、無理に球を上げようとして、曲がるくらいだったら、ある程度飛ばしながらコントロール重視でいくほうが、今の僕は戦えると思っています」

ロフト14.5度の3Wと3Uは今年で使用8年目に突入。いくつかのモデルを試しているそうだが、一番しっくりくると愛着を持って使っている
FWは3Wでピン G410 LSTを継続して使用。
UTはG410の3Uでシャフトはアッタス ハイブリッドの95Sを挿す。以前までUTには70グラム台のシャフトを挿していたが、重量感があるシャフトのほうがよりスピンが入りやすいと、90g台に重量アップさせている。

アイアン選びの基準はやさしさが一番という。「無駄にストレスを掛けたくない」と安心感のある少し大きめのヘッドを好んでいる
アイアンは4Iの代わりに使うG710の5I、i230の5I~PWを入れている。構えたときに安心感のあるヘッドを好んでいる。

アプローチ専用で使う60度はバウンスを8度から6度に。昨年のスクランブル率のランクは68.84%、PGAツアーで2位
ウェッジは52・58・60度の3本態勢で、ピン GLIDE フォージド。アメリカを主戦場とした昨年、短い芝の対策で60度のバウンスを従来の8度から6度に減らしている。

パターはシグマ2 アーナ。パット名手の金谷を支えるエースパターだ
パターは打感の軟らかさを重視。パターを吊り気味に構えるタイプのため、ライ角をカスタマイズで調整している。

ボールはツアーB X。座右の銘、「Just Keep Going」のイニシャルをとった「JKG」がボールに刻まれている
PGAツアー2年目の今年。更なる飛躍を遂げられるか、注目だ。
金谷拓実のクラブセッティングの詳細
1W/ピン G440 LST(9→10度)・USTマミヤ ジ・アッタス(6X)
3W/ピン G410 LST(14.5度)・USTマミヤ ジ・アッタス(6X)
3U/ピン G410 (19度) ・USTマミヤ アッタス ハイブリッド (95S)
5I/ピン G710・ダイナミックゴールド AMTツアー ホワイト (X100)
5I~PW/ピン i230・ダイナミックゴールド AMTツアー ホワイト (X100)
GW・AW・SWピン GLIDE フォージド・ダイナミックゴールド AMTツアー ホワイト (X100)
PT/ピン シグマ2アーナ
BALL/ブリヂストン ツアーB X
※スペックは編集部調べ
※プロはクラブを頻繁に替えるため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります
PHOTO/Yoshihiro Iwamoto





