
高田 菜桜(Nao Takada)
生年月日:2004年3月9日(21歳)
出身地:千葉県千葉市
出身校:東京国際大学 在学中
ゴルフ歴:8歳~
得意クラブ:ドライバー
スポーツ歴:ダンス、陸上(短距離)
目標とするプロゴルファー:宮里藍、西村優菜
飛距離:240ヤード
持ち球:ドロー
今シーズンの目標:ステップ・アップ・ツアーでの一勝
150センチの身長から240Yを飛ばす高田菜桜
東京国際大学ゴルフ部に在学中の21歳。ゴルフ部の監督はレジェンド・湯原信光プロ。取材の際に練習場も見せていただきましたが、素晴らしい室内練習場などの環境を生かし、存分に練習した成果が出たのでしょう。
身長150センチから240Yを飛ばすというスウィングを見てみると超フラットのシャットフェースにハンドファーストインパクトと個性あふれるスウィングをしています。テークバックでダスティン・ジョンソンのように左手首を掌屈させながらフラットに上げ、左に軸を保ったまま手元を遠くに上げることで半径の大きなスウィングアークを描きます。

ストロンググリップで握りハンドファーストにアドレスする。左手首を掌屈させながらフラットなテークバックが特徴
フラットでフェースが空を向いた閉じたフェースから、右ひじを絞り体幹部をしっかりと回してグリップを引っ張り続けています。体が伸び上がることなく沈み込みながら力を逃がさない力強さが見て取れます。「身長の低さを補うため遠心力を活用し、下半身意識から背中の軸回転で打つ意識に変更した」と言いますから、フラットな軌道でスウィングアークを大きくするために工夫してきたことがスウィングに表れています。

フェースが空を向くシャットフェースからフラットで大きなスウィングアークでヘッドを加速させる
インパクトを見るとシャットに使ってきたフェースを開いて当てているように見えます。頭を右に動かしながら肩のラインを縦に回して左への引っかけを防ぎながらしっかりとボールを叩いています。動画で見ると振り抜きの良いスウィングなので本人にとっては複雑な動きをしている感覚はないのでしょう。
全米オープンでの取材で、当時指導していたダスティン・ジョンソンを前にコーチのブッチ・ハーモンにスウィングについて質問すると「スウィングは本人にとってナチュラルなことが一番。だからDJの左手首の掌屈は直さなかったんだよ。その代わりドローからフェードに球筋を変え、100Y以内を徹底的に練習させたら今じゃ世界1位になったよ」と答えてくれました。

ストロンググリップで握りシャットフェースなためインパクトはドライバーでもハンドファーストが自然な動き
ブッチ・ハーモンのこの言葉は今でも心に残っていて選手を指導する際に最も大切にしています。今季のステップ・アップ・ツアーで個性あふれる高田菜桜選手がどんなプレーを見せてくれるのか、とても楽しみにしています。
写真/岡沢裕行








