ツアー優勝者のスウィングを解説する人気連載「勝者のスウィング」。オフの間は将来の勝者候補、2025年合格の“原石”たちをプロコーチ中村修が解説する。第10回は「JLPGA新人戦加賀電子カップ」5位タイフィニッシュの田村萌来美。
画像1: 目標はツアー30勝! 高3プロ・田村萌来美の武器は「安定した下半身」。両ひざで「樽」を挟むイメージ【新人女子プロのスウィング#10】

田村 萌来美(Monami Tamura)

生年月日:2007年10月25日(18歳)
出身地:神奈川県秦野市
出身校:ルネサンス高等学校 在学中
ゴルフ歴:10歳~
得意クラブ:ドライバー
スポーツ歴:サッカー
目標とするプロゴルファー:鈴木愛
飛距離:240ヤード
持ち球:フェード
今シーズンの目標:ステップ・アップ・ツアーで優勝し、後半戦のレギュラーツアーに出場すること

ツアー30勝を目指す田村萌来美

高校3年生でプロテストに合格した田村萌来美(もなみ)選手。24年日本女子アマ6位、日本ジュニア5位、25年日本ジュニア6位と積み重ねた実績が光ります。

持ち球はフェードで飛距離は240ヤードと飛距離もありますが、今後は「スウィングはそのままで球筋をドローに変え、力強い球を打つこと」と言います。

デビュー年をポイントランク51位で終えた桑木志帆選手をその年のオフから2シーズン間、コーチとしてサポートしました。当時、ドローの曲がり幅を少なくする取り組みの中でフェードのほうがコントロールしやすいことを見出し、結果としてフェードで成績を残しました。それでも成績が出るまでに4カ月を要しましたので、田村選手も焦らずに取り組んで欲しいものです。

画像: 両ひざの向きと間隔をキープした安定した下半身

両ひざの向きと間隔をキープした安定した下半身

スウィングを見てみると、樽を挟むように両ひざを正面に向けた、安定した下半身に注目します。こうするとひざを動かす使い方と比べ、体幹や背中側の筋肉が引き伸ばされる分、筋力の強さも求められます。

画像: 切り返しでもどっしりとした下半身から骨盤をターンさせる

切り返しでもどっしりとした下半身から骨盤をターンさせる

安定した下半身の動きは軸ブレもなくショットの精度にもつながります。ボールを最も左にセットするドライバーショットにおいては、頭の位置と軸をセンターに置き、それをキープすることでレベルからわずかにアッパー軌道でボールをとらえています。

画像: 再現性の高いインパクトゾーンはライン出しの練習で身につけた

再現性の高いインパクトゾーンはライン出しの練習で身につけた

練習では「器具を使わずに、アイアンのライン出しを練習している」と話しています。ライン出しショットの練習はインパクト前後のフェースの動きや両わきや体幹の締まりなどが不可欠になりますので、その練習がスウィング作りに結びついています。

テスト合格後に語った「日本ツアーで30勝を目指す」という大きな目標に向かって一歩ずつ歩む姿に期待します。

写真/岡沢裕行

2026年の“新人女子プロ”のスウィング


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