若手女子ゴルファーの2026年シーズン開幕前哨戦「INTLOOPグループレディースカップ」最終日が16日、千葉県・平川CC(6388ヤード、パー72)で行われ、2位から出たルーキー倉林紅が4バーディ、1ダブルボギーの2アンダー70で回り、通算4アンダーで逆転優勝を果たした。倉林は優勝賞金300万円を獲得した。
画像: 「INTLOOPグループレディースカップ」優勝の倉林紅(大会撮影)

「INTLOOPグループレディースカップ」優勝の倉林紅(大会撮影)

鮮やかな猛チャージだった。首位に並んで迎えた17番パー3。倉林はピンまで170ヤードを5Uでピン下3.5メートルに乗せてバーディ。単独首位に浮上すると攻撃の手を緩めず、最終18番パー4は13メートルのスライスラインを見事に読み切って連続バーディフィニッシュ。ルーキーながら堂々としたプレーで優勝をさらった。

「優勝できてものすごくうれしい気持ちがある反面、これから(のシーズンで)経験したことがないことが始まるのでプレッシャーを感じるんですけど、楽しみながらプラスに変えていけるように頑張りたいです」

プロテストは昨年3度目の挑戦で合格と回り道をしたが、その後はQT1位通過、そして開幕前哨戦となる今大会は優勝と順調に結果を残している。躍進の要因はメンタルの持ち方が大きく変わったからだった。

「やっぱり一番はメンタルです。プロテストの前からゴルフに対する考え方で完ぺきを求めず、今は自分にできることに目を向けていこうと考え始めたら、気持ちに余裕が生まれて、絶好調じゃなくても自分らしいプレーができるようになりました」

この日は4番パー5の2打目でシャンクが出たが、あわてずに落ち着いて「自分のできること」に集中し、ナイスカムバックにつなげた。

先にプロテストに合格した同世代の活躍は大きな発奮材料になっている。昨季は入谷響、荒木優奈、菅楓華が次々と初優勝を果たしており「学生のときに戦っていた子たちがみんな活躍しているのを見ると、悔しい反面、自分にもできるという気持ちになります」と前を向いた。

優勝賞金300万円の使い道については「ついこの間(弾道測定器の)GCクワッドを買ったので、それでもうプラマイゼロです」と周囲の笑いを誘った。

前哨戦でいい流れに乗った今季の目標はもちろん初優勝、そして、同期に「追いつけ追い越せ」だ。

「今季ツアー前の試合で勝てたことはすごい自信になります」

20歳のルーキーがいよいよレギュラーツアーに打って出る。

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