キャロウェイゴルフの最新モデル「QUANTUM(クアンタム)」シリーズが、2月6日にフルラインナップで発売された。PGAツアーの選手間でも、クアンタムへのシフトが進んでいるが、キャロウェイ契約選手のひとり、ザンダー・シャウフェレは、クアンタムの3Wをいち早くバッグイン。3層構造の新フェースを搭載した「クアンタム」ドライバーに目が行くが、今回は「クアンタム FW」の性能について、使用プロのコメントとともにレポート。

いち早く投入して、すでに実戦で使っているシャウフェレは、「クアンタム FWで、気に入っているのは、この(2つの)小さなビスの『スピードウェーブ』と、さらに抜けが良くなったソールです。この2つが地面とのコンタクトを助けてくれます。地面から打つ時、フェアウェイウッドだと薄く当たって(トップ気味に入って)ボールが吹き上がってしまったり、そのまま低く飛んでいったり、弾道がバラつくことがありました。でも、このスピードウェーブと新しいソールがコンタクトをとても助けてくれるんです。フェースのセンターでとらえた時と、ほぼ同じように飛んでくれます」と話す。新3Wは「クアンタム ♦♦♦ FW」というモデル。

画像: シャウフェレの「クアンタム ♦♦♦ FW」。ネック調整機能のないホーゼル、日本未発売(現時点)のロフト16.5度と、細かなカスタマイズが施されている

シャウフェレの「クアンタム ♦♦♦ FW」。ネック調整機能のないホーゼル、日本未発売(現時点)のロフト16.5度と、細かなカスタマイズが施されている

「クアンタム FWのロフト16.5度を使う理由は、『ウィンドウ(弾道の枠)』に合わせるためです。エリートの時もそうでしたが、15度のクアンタムだと飛びすぎてしまうので……。ドライバーですごく遠くに飛ばして、さらに3Wもすごく遠くまで飛ばしたところで(距離の階段を作る上で)意味がないですからね。ティーショットでも使えて、狙ったドローが打てて、270~275ヤードくらいの飛距離のクラブが欲しかったんです。ティーショットも、パー5の2打目も、両方で使っています」(シャウフェレ)

シャウフェレが評価する
「スピード ウェーブ2.0」とは?

シャウフェレが説明していたスピードウェーブの正式名は、「スピードウェーブ2.0」。前作の「エリート FW」で初採用した「タングステン・スピードウェーブ」を進化させたモノだ。

ヘッド内部のウェートをソールから浮かせた状態で設置することで、フェース下寄り打点の強さを高める技術で、「クアンタム FW」の「スピードウェーブ2.0」は、ウェート形状を改良してビス留めの位置をソール後方へ移動。

これによって、フェース下部からソール前方のフェースカップのたわみ量がさらに大きくなり、フェース下面に当たった時の打ち出し角の高さとボール初速が維持される。

改良されたソール形状(ステップ・ソールデザイン)の効果も相まって、シャウフェレの「コンタクトを助けてくれる」という言葉につながったのだろう。

画像: 赤い部分のウェートが「スピードウェーブ2.0」。2カ所のビス留め位置をフェースカップから遠ざけて設置。フェース下部のたわみ量が大きくなり、下寄りにボール打点がブレても安定して飛ばすことができる

赤い部分のウェートが「スピードウェーブ2.0」。2カ所のビス留め位置をフェースカップから遠ざけて設置。フェース下部のたわみ量が大きくなり、下寄りにボール打点がブレても安定して飛ばすことができる

〝ボールスピードこそすべて〟の「クアンタム」シリーズらしいテクノロジーで、シャウフェレの言葉通り、地面から打つケースが多いFWでは、かなり心強い性能だ。

シャウフェレが使うのは「クアンタム ♦♦♦ FW」だが、それ以外の3モデル、「クアンタム MAX FW」・「クアンタム MAX D FW」・「クアンタム MAX FAST」も、「スピードウェーブ2.0」が搭載される。ちなみに同シリーズの「クアンタム UT」にも「スピードウェーブ2.0」が採用されている。

画像: 地面からの跳ね返りを抑え、抜けやすさと安定した打点位置に導く「ステップ・ソールデザイン」。ソール中央のステップ(段差)も、クアンタム FWの特徴

地面からの跳ね返りを抑え、抜けやすさと安定した打点位置に導く「ステップ・ソールデザイン」。ソール中央のステップ(段差)も、クアンタム FWの特徴

「クアンタム FW」
4モデルの特徴

「クアンタム FW」は全4モデル。「スピードウェーブ2.0」に加えて、ソールデザインが前モデルに当たる「エリート FW」のソールを改良した、「ニュー・ステップソール」に一新。ソールセンター周辺が従来の台形から三角形に変更、接地時の抵抗が軽減し、様々なライからの抜けの良さを向上させている 。また、今作から、FW(3W~5W)にも調整機能付きホーゼル「オプティフィット4」となり、振り心地や弾道調整を細かくカスタマイズできるようになった。以下は4モデルの特徴。

画像: 「クアンタム MAX FW」(写真は5W)

「クアンタム MAX FW」(写真は5W)

「クアンタム MAX FW」は、ボール初速性能に加えて、打点ブレに対する寛容性と操作性を兼ね備えた中心モデル。7番手(3W・3HL・5W・7W・HEAVEN・9W・11W)という幅広いラインナップを誇る。

画像: 「クアンタム MAX D FW」(写真は5W)

「クアンタム MAX D FW」(写真は5W)

つかまりを重視したドローバイアス設計で、スライサーの味方になるFW(3W・3HL・5W・7W/4番手)。各番手ともシリーズ最大のヘッド体積で、安心感のある見た目も「クアンタム MAX D FW」の特徴。

画像: 「クアンタム MAX FAST FW」(写真は5W)

「クアンタム MAX FAST FW」(写真は5W)

軽量設計によりスピードを最速化させる「クアンタム MAX FAST フェアウェイウッド」(3W・5W・7W・9W/4番手)。3Wでロフト16度というハイロフト設定で球の上がりやすさも追求。

画像: 「クアンタム ♦♦♦ FW」(写真は5W)

「クアンタム ♦♦♦ FW」(写真は5W)

シャウフェレも使う、コンパクトな形状で強弾道と操作性を兼ね備えた、中上級者からツアープロにマッチする「クアンタム♦♦♦ FW」(3W・5W・7W/3番手)。CALLAWAY SELECTED STORE限定モデル。

JLPGAの河本結も
「クアンタム FW」を投入決定

3月初めに始まるJLPGAツアーの看板選手のひとり、河本結も「クアンタム」シリーズにスイッチして開幕を迎える。現時点では、ドライバーと3Wを新しい「クアンタム」に替えるという。

「ドライバーは、今までのキャロウェイにない打感です。『クアンタム』は、一度ボールとフェースが食いつく感覚があります。そのため、ボールにヘッドの重みがしっかり伝わり、初速が上がって飛んでくれます」(河本・以下同)

「クアンタムの3Wも、フェースに食いつく時間が長く、飛距離に加えて方向性が安定します。ドライバーと3Wは『クアンタム』に替えて、2026年シーズンをプレーします」

現時点で、モデルやスペック詳細は確定してないようだが、昨年は、ドライバーが「エリート ♦♦♦」で、3Wが「エリート FW」のスタンダードモデルだったことから考えると、ドライバーが「クアンタム ♦♦♦」、3Wは「クアンタム MAX FW」の可能性が高そう。詳細情報が取れ次第、レポートしていく。

キャロウェイ クアンタム詳細ページはこちらから

画像: www.callawaygolf.jp
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