
2日目2位に浮上した岩井千怜
今日圧巻だったのはイ・ソミ選手。1イーグル9バーディ、前半のハーフは「29」というビッグスコアで、通算17アンダーまで伸ばしトップを快走しています。普通の試合なら4日目が終わった優勝スコアと言える数字です。
そして、この日フィールド全体で2番目にスコアが良かったのが、岩井ツインズの妹・千怜選手。10バーディ・ノーボギーの「62」という美しいスコアでリーダーボードを急上昇。通算13アンダーとし、トップと4打差の3位タイにつけました(単独2位には通算14アンダーで、昨年の年間女王・世界ランク1位のジーノ・ティティクル選手がつけています)。
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x.com昨年の優勝スコアは28アンダー。千怜選手の姉・岩井明愛選手が27アンダーというスコアを出しながら1打及ばなかったことが印象的な試合でしたが、今年も超ハイスコアだった昨年に匹敵する伸ばし合いの様相を呈しています。
さて、岩井千怜選手の10アンダーという見事なスコアをデータ面から見てみると、フェアウェイキープ率は13/14と90%超え。ドライバー平均飛距離は258.0ヤードと260ヤードに迫り、パーオン率は驚異の17/18で94.4%! ゴルフってこんなに簡単だったっけと思えるような圧巻のプレーで、パット数も26と少なめに抑え、10個のバーディを積み重ねました。
この伸ばし合いの展開に、9アンダー10位タイと食らいついているのが山下美夢有選手と勝みなみ選手。山下選手は5つ、勝選手は7つスコアを伸ばすナイスラウンドでした。
勝選手はインスタートの前半、15番までの6ホールで5つスコアを伸ばしながらも、17番で痛恨のトリプルボギー。しかし、直後の18番からの4連続バーディを含む5バーディを残りの10ホールで奪い返し、トップ10圏内に飛び込んできました。バウンスバックがすごすぎます。勝選手の実力からすればまだ優勝がないのが不思議というレベル。この爆発力で優勝カップを手にする日も遠くないはずです。
一方の山下選手は5バーディ・ノーボギーのラウンド。二人にとって首位の背中は8ストローク先にありますが、残りの2日でビッグスコアを叩き出せば、まだまだ優勝の可能性は十分にあるはずです。
初日にトップスタートを切った畑岡奈紗選手はこの日イーブンパーとスコアを伸ばせず、7アンダーのまま20位タイへと順位を落としています。伸ばせないと一気に順位が下がってしまうのも、例年ハイスコアとなるこの大会の特徴です。
まだまだ大会は残り2日あります。明日は誰がビッグスコアを叩き出してリーダーボードを駆け上がるのか。ムービングサタデーもなにかが起きそうな予感に満ちています。
