グリーンを狙う場面などでは、フルスウィングではなく縦距離を合わせるコントロールショットが必要な場面もある。アマチュアがコントロールショットを打つ際に起こりがちなミスの原因と改善法を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう。

コントロールショットでミスする原因は「手打ち」

ピンまで80ヤードの距離は乗せたいし、寄せたい状況です。ピン近くに寄せることができれば、パーやバーディチャンスが増えてきます!

しかし、飛びすぎたり飛ばなさすぎたりとうまく縦距離を合わせることができず、グリーンに乗らないなんてこともありますよね。今回はそんなコントロールショットのお悩みについてゴルフイラストレッスンで解説していきましょう!

例えばAWで100ヤード飛ぶゴルファーが80ヤードのコントロールショットをした時に、縦距離が合わない場合のミスのパターンは大きく2つ。ボールがつかまって左に飛びすぎてグリーンを外すパターン(イラストA①)と、薄く入ってこすれ球になって右にショートになるパターンです(イラストA②)。

画像: イラストA:コントロールショットのミスのパターンは①左にオーバー、②右にショートの大きく2つ

イラストA:コントロールショットのミスのパターンは①左にオーバー、②右にショートの大きく2つ

これらのミスはどちらもインパクトで距離を「合わせにいく」打ち方をしていることがミスの原因です。合わせにいくとはつまり、手打ちになっているということです。

バックスウィングの形が良くても、ダウンスウィング以降手打ちになってしまうと、イラストB①のようにクラブが上から入りインパクトを迎えます。アウトサイドインのダウンブロー軌道になり、引っかかったぶんボールが左に飛びすぎてしまいます。

そして左へのミスを嫌がり、少しクラブを寝かせてフェースが開いた結果、ボールが飛ばず右に落ちてしまうパターンもあります(イラストB②)。

画像: イラストB:手打ちで距離を合わせにいこうとすると、①ダウンスウィングでクラブがアウトサイドから入ってつかまりすぎてしまう。それを嫌がってフェースを開くと②右にショートするミスにつながる

イラストB:手打ちで距離を合わせにいこうとすると、①ダウンスウィングでクラブがアウトサイドから入ってつかまりすぎてしまう。それを嫌がってフェースを開くと②右にショートするミスにつながる

フォローサイドのフェース面の角度に注意しよう

ショートアイアンでコントロールショットする際は、ロングアイアンと比べてつかまりやすいクラブなのでフォローが大切です。飛球線方向からフォローを見た時、フェース(リーディングエッジ)は前傾姿勢によって作られる背骨のラインと平行にそろっていることがポイントです(イラストC左)。

画像: イラストC:飛球線側からフォローを見た時、フェース面(リーディングエッジ)の角度が背骨のラインと平行な状態が正解。この状態を作るにはフェースを返さずまっすぐに保ち、ソールをすべらせるようにインパクトしよう

イラストC:飛球線側からフォローを見た時、フェース面(リーディングエッジ)の角度が背骨のラインと平行な状態が正解。この状態を作るにはフェースを返さずまっすぐに保ち、ソールをすべらせるようにインパクトしよう

インパクトで当てにいってしまっている方は、フォローで前傾姿勢に対してフェース面が返っているので注意が必要です(イラストC右)。正しいインパクトではトウを返すのではなく、フェースをまっすぐに保ちソールをすべらせることが大切です。

ソールをすべらせることができたら、フォローまでフェースが背骨のラインに合うようにフェース面をまっすぐに保ちましょう。

コントロールショットでは、フォローのポジションがとても大切です。フォローでスウィングを終えても良いですし、その後ひじをたたんでフィニッシュを迎えてもOKです。前後の距離感は、体の回転と振り幅で調整していきます。

100ヤード以内のコントロールショットが安定せず、伸び悩んでいた方はクラブフェースが動きすぎていたことが大きな原因と言えます。スウィングプレーンにクラブが通り、フェース面を保つことがコントロールショットでの課題です! お心当たりのある方は是非フォローサイドをチェックしてみましょう!

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