
藤本佳則が国内男子ツアー開幕戦を単独トップでスタート
「何が良かったか分からない」藤本、自然体で魅せたショット力

1番・2番ホールでは、2連続バーディを奪った
午後組でスタートした藤本は、7バーディ・1ボギーの「66」をマークし、6アンダーで単独トップに立った。
「ショットもまあまあ、パターもちょこちょこ入ってくれて。何が良かったのか分からないですね(笑)」とおどけてみせたが、練習ラウンドの強風から一転したコンディションにも柔軟に対応。10番では残り158ヤードのセカンドを“ほぼOK”の距離にピタリと寄せてバーディを奪うなど、持ち味のショット力が光った。
近年は下部ツアーでのプレーが続いたが、「昨年もレギュラーツアーでそこそこ良かったところもある。戻ってきているんじゃないかな」と確かな復調の気配を漂わせる。明日は9時スタートとなるが、「コース自体が難しいので何時に回っても同じ(笑)」と自然体だ。2013年以来の優勝に向け、「(僕の優勝を)見たいですか?(笑)頑張ります」と、ベテランらしい余裕の笑みで2日目以降を見据えた。
1打差に岩﨑・鍋谷!難コース攻略し安定のプレーで猛追

藤本に続き、2位タイには岩﨑亜久竜と鍋谷太一が入った
その藤本に1打差の5アンダー「67」で2位タイに続いたのが、岩﨑亜久竜と鍋谷太一だ。
「昨日と比べて風がない分、だいぶ楽でした」と語った岩﨑は、この日フェアウェイを外したのはわずか1、2回という盤石のティーショットを披露。2番で約10メートルのロングパットを沈めるなどピンチをチャンスに変え、5バーディ・ノーボギーの好スコアを叩き出した。
一方で、「グリーン周りが難しいのでコースはあまり好きじゃない」と本音もポロリ。「明日以降は風次第。アイアンだけ少し調整します」と、タフなセッティングへの警戒と修正を誓った。
また、同スコアで並んだ鍋谷も、6バーディ・1ボギーと安定したゴルフを展開。特有のアンジュレーションを持つ難コースの罠を巧みにかいくぐり、初日からきっちりとスコアを伸ばして好位置につけている。
異国の過酷な環境下で、初日から見事な適応力を見せた日本勢。復活を期す実力者と躍動する若手たちがリーダーボードを賑わせ、JGTO新シーズンの幕開けは熱いドラマの予感に満ちている。
【ISPS HANDA ジャパン-オーストラレイジア チャンピオンシップ 初日 リーダーボード】
●1位(6アンダー):藤本佳則
●2位タイ(5アンダー):岩﨑亜久竜、鍋谷太一、ジェームズ・マルケザーニ(AUS)、ダニエル・ゲイル(AUS)、カズマ・コボリ(NZL)
●7位タイ(4アンダー):小斉平優和、片岡尚之、岡田晃平、佐藤大平、ケリー・マウントキャッスル(NZL)、ラクラン・バーカー(AUS)、ニック・ワトニー(USA)、ジェイ・マッケンジー(AUS)
【その他の予選通過圏内(60位以内)の日本選手 順位】
●15位タイ(3アンダー):稲森佑貴、比嘉一貴、山本大雅、出利葉太一郎、小田祥平、蟬川泰果、細野勇策
●25位タイ(2アンダー):香妻陣一朗、岩田寛、古川龍之介、安森一貴、小木曽喬、出水田大二郎
● 39位タイ(1アンダー):木下稜介、阿久津未来也、大堀裕次郎、森下響、嘉数光倫、大槻智春、古瀬幸一朗
※写真はすべて大会提供
