女子プロたちが“順回転”のとりこ

「Ai-DUAL」シリーズ
国内女子開幕戦、ダイキンオーキッドレディスの会場、琉球ゴルフ倶楽部の練習グリーンにオデッセイのパターがずらりと並んだ。どれもフェースのインサートがヘッド下部まで貫通している2層の「Ai-DUAL」インサートを搭載した最新の「Ai-DUAL」シリーズだ。
「Ai-DUAL」インサートはフェース面が軟らかく、内側は硬い2層の樹脂から成り、その境目部分は複雑に曲がりくねった形状をしている。またインサートの溝のくぼみの形状が横から見ると直角三角形になっている「F.R.D(Forwar d RollDesign)グルーブ」が転がりをよくしている。どこで打ってもボールスピードが大きくバラつかないだけでなく、傾斜や芝目の影響を受けにくい順回転が安定してかかる。
「Ai-DUAL」、中尺の「Ai-DUALクルーザー」、半円のアライメントを搭載した「Ai-DUALハーフボール」、ロートルクの「Ai-DUALスクエア2スクエア」、〝三角ネック〞のラケットホーゼルの「Ai-DUALトライ・ビーム」、「Ai-DUAL」インサートを搭載し〝ロートルク〞なのにネックがヒール寄りに挿さっている「Ai-DUALスクエア2スクエア トライ・ホットSB(シングルベント)」……。選手たちは思い思いに好みのモデルを手に試していた。

Ai-DUALトライ・ビーム DWをテストした鶴岡果恋
〝三角ネック〞の「Ai-DUALトライ・ビーム DW」をテストした鶴岡果恋は、「昨シーズンは『Ai-ONEトライ・ビーム』の『DW』を使っていたのですが、打感が少し軟らかくなったかな。ヘッド形状もネックもほぼ同じなので、すぐに替えられそう」と語った。

写真左から穴井詩、ささきしょうこ、森井あやめ
穴井詩やささきしょうこ、森井あやめらは半円のアライメントを持つ「Ai-DUALハーフボール」に興味津々。

写真左から青木瀬令奈、稲垣那奈子
そんななか、見慣れぬシルバーのパターを手にしていたのは青木瀬令奈と稲垣那奈子。青木のモデルは「ロッシーS」、稲垣は「ジェイルバード ミニCH」だが、どちらのソールにも「DAMASCUS MILLED」の刻印がある。「ダマスカス」といえば2011年に発売された「ホワイト・ダマスカス」が思い浮かぶが、もしかして当時と同じようにフェースにダマスカス鋼を採用しているのだろうか?

未発表のダマスカス
「このコースはコーライグリーンなので、エースのソリッドなパターだと少し滑ってしまう感じがあるんです。だから、インサートの入ったパターを使おうかと思っていたところ、これがあって、元々『ダマスカス』が好きだったので試してみようと。私の感覚だと、打感はソフトなんだけど、弾く感
じもある。打った分だけしっかり転がってくれそうです」(青木)
「この金属のフェースは初速が速く、インサートが白い『Ai-DUAL』はボールの伸びがいい。どっちも転がりが安定するんですが、今週はコーライグリーンなのでしっかりヒットしていきたい。だから、初速が速いほうがいいと思ってコレにしました」(稲垣)
いよいよスタートした国内女子ツアー。選手が手にするパターにも注目したい。
PHOTO/Tadashi Anezaki

