米女子ツアーはアジアでの連戦「アジアスウィング」を終え、今週はオープンウィーク。次週からアメリカ本土での戦いが続きます。
画像: Qシリーズ組の渋野日向子(25年撮影/岩本芳弘)

Qシリーズ組の渋野日向子(25年撮影/岩本芳弘)

アジアスウィングでは出番の少なかった原英莉花選手、渋野日向子選手、今季ルーキーとして挑む櫻井心那選手といった顔ぶれの活躍が楽しみですよね。

さて、渋野選手ら「Qシリーズ組」にとっては、前半戦の戦いがとくに重要になってきます。シーズンに2回行われるリシャッフルで上位につけることが、その後の出場機会を確保する上で大きなカギを握るからです。

米女子ツアーに参戦する方法はいくつかありますが、そのなかでももっとも「王道」といえるのが年末に開催される予選会「Qシリーズ」です。

25位タイまでが通過できる狭き門。櫻井心那選手は2025年のQシリーズを10位タイで通過。西村優菜選手、渋野日向子選手は24位タイで通過しました。

ここでの順位は、翌シーズン、すなわち今年の出場優先順位に直接反映されます。櫻井選手は144位、西村選手は160位、渋野選手は163位です。

1から順に20まである米女子ツアーの出場優先度を決めるカテゴリーのうち、「ファイナルクオリファイTOP25」はカテゴリー15と、必ずしも上位カテゴリーとは言えません。たとえば原英莉花選手が獲得した「エプソンツアーTOP10」はカテゴリー9で、原選手の優先順位は108位です。

そのため、リシャッフルまでにポイントを少しでも上積みすることが、その後の試合に安定して出場すること、ひいてはポイントランク80位までに与えられる最強の資格「カテゴリー1」を獲得する上でも重要となるのです。

たとえば、1回目(2回目も)のリシャッフル後にポイントランク80位以内に入っていると、カテゴリーは「8」に変わります。

そして、リシャッフル後にポイントランク80位に入れなかった選手たちは、カテゴリー14となり、ポイント順に優先順位が割り振られていくのです。

というわけで、まずはポイントランク80位以内に入れば一安心。それが難しくとも、ひとつでも上の順位をキープしておきたいところなのです。ちなみに、先に挙げた4人の現在のポイントランキングは以下のとおりです。80位がちょうど馬場選手でしたので、彼女も参考までに入れておきます。

44位●原英莉花/72.500pts
80位●馬場咲希/23.050pts
82位●西村優菜/19.500pts
103位●渋野日向子/5.550pts
103位●櫻井心那/5.550pts

80位以内を目指すためには、まずは予選を通過してポイントを少しでも加算していくことが必須となります。思えば昨年勝利を挙げた山下美夢有選手も岩井ツインズも、カテゴリー15から優勝を果たしました。馬場咲希選手や吉田優利選手も、カテゴリー15からスタートし、見事カテゴリー1を獲得しています。

渋野選手らQシリーズ組の戦いに、注目です。


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