ヌック・スカパンが圧巻の「65」で首位発進
初日の主役となったのは、2019年に日本のステップ・アップ・ツアーで賞金女王に輝いた経験を持つヌック・スカパンだ。
ショット、パッティングともに冴え渡り、1イーグル・7バーディ・2ボギーの「65」をマーク。通算7アンダーで単独首位に立ち、現在主戦場とする台湾ツアー(今年で3年目)の意地を見せた。スカパンは「特にキャディさんとの会話、コミュニケーションが一番良かった」と語り、抜群のコンビネーションでスコアを伸ばし単独首位についた。
「日本の食事が恋しくて、また食べたい」と日本への思いを語るスカパンが、思い出の地・日本の実力者たちを抑えてリーダーボードの最上段に名を連ねた。
金澤志奈、難グリーン攻略で単独2位

初日5アンダーで67を出した金沢志奈(撮影/姉崎正)
2位には、67をマークした金澤志奈が続いた。傾斜の強い難グリーンに対し、「練習のときからタッチが合っていた」、「速いグリーン、傾斜のあるグリーンが得意なほう」と相性が合っていたと金澤。
「1個でもアンダーパーで回れたら上出来」と目標設定していたなかで、それを大きく上回る5アンダーの滑り出しに「今日はすごく良いプレーができた」と手応えを口にした。
通算1アンダー・単独5位の佐久間朱莉

先週行われたダイキンオーキッドレディス最終日の様子(撮影/岡沢裕行)
先週のダイキンオーキッドレディスで勝利した佐久間朱莉はアンダー発進。台湾の重い風への警戒を強めた。
「前半の最後のほうから風が強くて、ピンポジションも難しいタフなラウンドでした」と振り返りながらも、集中力を切らさず71でホールアウト。台湾特有の風については「直に受けるコースがけっこうあるので、風がすごく重たい」と慣れない風に苦戦していた様子をみせた。
そのため、「奥にいかないマネジメントを心がけて」冷静にコースを攻略し、「最低限のゴルフはできた」と語り、「もうちょっと良くしたいところを今日修正したい」とさらなる高みを見据えた。
明日以降に向け「もったいないボギーを減らして、とれるところでしっかりバーディをとっていく」と意欲を見せた。
菅楓華も3位タイの好発進。予選カットラインは激戦必至
菅楓華は、3つのバーディが先行した後のボギーにも動揺せず、集中力を保って通算2アンダーの3位タイでフィニッシュ。
タフなコンディション下でのアンダーパーに、「ショットがいい感じなので、あとはアプローチとパッティングを調整して、また明日もアンダーパーで回れるように」と明日に繋がるゴルフができたという。
その他の日本勢では、高橋彩華、入谷響、山内日菜子がイーブンパーの6位タイと、1オーバーの9位タイには古江彩佳や藤田さいき、さらには申ジエ、ヤニ・ツェンといった豪華な顔ぶれが並ぶ混戦模様となった。
明日13日の第2ラウンドは、さらにタフなコンディションが予想される。我慢比べの展開のなかで、誰が決勝ラウンドへの切符を手にするのか、目が離せない。
