シンガポールのセントーサGC(7406ヤード・パー71)で開催中の「LIVゴルフ・シンガポール」の2日目。うだるような熱気と気まぐれな風が選手たちを苦しめるなか、スマッシュGCに所属する46歳のベテラン、グレーム・マクダウェルが、2番ホール(パー3)でホールインワンを達成した。
画像: 2週連続でエースを達成したG・マックことグレーム・マクダウェル(提供/LIVゴルフ)

2週連続でエースを達成したG・マックことグレーム・マクダウェル(提供/LIVゴルフ)

確率を凌駕する「2週連続」の奇跡

ゴルフにおけるホールインワンは、1万ラウンドに1回の割合と言われており、プロであっても一生に数回出せるかどうかという稀有なプレーだ。この日、マクダウェルが成し遂げた偉業は、単なる1回のホールインワンという枠に収まらない。彼は、1週間前の「LIVゴルフ・香港」でもホールインワンを達成していたからだ。

ツアーレベルの過酷なセッティングにおいて、2週連続でエースを決める確率は天文学的な数字だろう。それも、香港のパークランドコースと、シンガポールの広く風の強いコースという全く異なる環境下での達成である。メジャー覇者である彼の卓越したアイアンの精度が、この奇跡を呼び込んだことは疑いようがない。

【動画】G・マックの2週連続エースを続けてどうぞ!【LIVゴルフ公式X】

@livgolf_league post on X

x.com

汗とワイン。ベテランの微笑ましい“ぼやき”

ラウンド後のフラッシュインタビューに現れたマクダウェルは、開口一番、2番ホールでの劇的な一打をユーモアたっぷりに振り返った。

「1番ホールで短いパットを外してしまってね。とにかく我慢しようと言い聞かせて、2番で9番アイアンをピンに真っすぐ打ったんだ」

手応えは完璧だった。ボールはピンへ向かって一直線に飛んでいく。

「打った瞬間、『行け!』と叫んだよ。でもその直後、汗が目に入ってしまって視界がぼやけてね。実際に入る瞬間は見えなかったんだ」

南国シンガポールならではの笑える“オチ”に、インタビュアーも思わず吹き出した。

さらに、彼の口からはベテランらしい微笑ましい“ぼやき”が飛び出した。

「先週の香港のホールインワンの後、ものすごく高いワインをおごらされたんだ。今回もまた、ものすごく高くつきそうだ。まあ、楽しみにしてるよ(笑)」

ゴルフ界の慣習として、ホールインワンを達成した者は周囲に祝杯などを振る舞うのが慣習であり、それはLIV戦士も同じようだ。2週連続の出費を嘆きつつも、彼の表情は喜びに満ち溢れていた。

手痛い出費もご愛嬌? 週末のさらなる躍進に期待

気まぐれな風と極限の高速グリーンに多くの選手が苦しむ中、マクダウェルがもたらした2週連続エースという明るいニュースは、大会を大いに盛り上げた。手痛い出費(高級ワイン)と引き換えにスコアボードを駆け上がったベテランが、週末のシンガポールでさらなる奇跡を見せてくれるか、大いに期待したい。

LIVゴルフ・シンガポール、2日目を終え、首位はデシャンボー!


This article is a sponsored article by
''.