
2日目を終え、2位のヌック・スカパンに3打差をつけ、単独首位に立った佐久間朱莉(写真は25年TOTOジャパンクラシック、撮影/大澤進二)
粘り強さを見せた年間女王
風速10m/sの強風とアンジュレーションが激しいグリーンが、選手に牙をむいた大会2日目。そんなタフなコンディションにも動じることなく、強さを発揮したのはやはり佐久間だった。
初日は2バーディ・1ボギーの71で単独5位。スタート前時点で首位のヌック・スカパンとは6打差開いていた。1番ホールでバーディを奪い、幸先の良いスタートを切るも、3番と4番で痛恨の連続ダブルボギー。直後の5番でバーディをもぎ取り、前半は2オーバーの「38」で折り返した。
昨シーズンの年間女王の強さはここから本領を発揮した。
10番ホール、グリーン下のバンカーからのアプローチをカップインさせイーグル。さらに15番と18番もバーディとし、後半はボギーフリーの「32」で回った。2アンダーの「70」でホールアウトした。
2日目、唯一アンダーでフィニッシュした佐久間は、「今日はアンダーが出ないかなと思ったくらい難しかったけど、しっかりと最後まで集中できたので良かったです」と振り返った。そして明日以降に向けて「風が本当に難しいですし、グリーンの傾斜も厳しいところが多いので、もったいないミスを減らして、耐えてのプレーになると思うので、とれるところでとってというプレースタイルは明日からも崩さずにやっていきたいと思います」と話した。
【動画】佐久間朱莉が見せたバンカーからのイーグル!【JLPGA公式X】
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x.com耐えて凌いだ1オーバー
初日に2アンダーの3位タイで発進した鶴岡果恋は「今日は昨日より風がすごく強く感じました。昨日は風の中でもティーショットが安定したけど、今日くらいの風が吹くと、なかなか対応できないまま終わってしまいました。今日は全然納得いくショットがあまりなかったので悔しいですね」と難しさを口にした。
10番からスタートした鶴岡は、スタートホール、そして15番でバーディを奪うも16番、18番をボギーとし、前半はイーブンパーの「36」。悪い流れを断ち切りたい後半は5番までパーをセーブするも、6番、7番、9番をボギーとし後半は「39」。「この難しいコースで(予選ラウンドを)トータル1オーバーで上がれたことは、まずまずかなと思います」と振り返った。
そして明日以降は「風をちゃんと読み切って上手く対応できるようにしていきたいです。ダブルボギーだけは打たないように、悪くてもボギーで抑えて、良いショットをたくさん打てるように頑張ります」と意気込みを語った。
カットラインが10オーバーという、過酷なトーナメントになった「台湾ホンハイレディス」。大自然との戦いを制するのは誰なのか。明日以降も目が離せない。

