
女子ツアーで開催されているリゾートトラストレディス。昨年稲垣那奈子が初優勝を飾ったコースはグランディ徳島GC36
それはリゾートトラスト㈱。名古屋市に本社を置き、リゾートホテルやシティホテルなど国内43カ所、ゴルフ場14カ所などを所有し、JLPGAツアーのリゾートトラストレディスは1990年から主催し、ゴルフ界に確かな足跡を残している。
同社グループで使用する年間147万本(24年度実績)のストローを、㈱カネカが開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー「Green Planet®(グリーンプラネット)」に順次切り替えると発表した。
同社は2018年より石油由来プラスチックの削減を目指し、紙製ストローの導入を進めてきたが、長時間利用時の耐久性や飲み物の風味などへの影響という課題も見えてきて、今回の決定に至ったというわけだ。この新素材、グリーンプラネットとは一体どんなものなのか?
原料は植物油などを使用している。環境性能としては海水や土壌で微生物により水と二酸化炭素に分解される。これまで分解が難しいといわれてきた海水中でも生分解されるというのは画期的なこと。また、プラスチックと同等の耐久性と、滑らかな口当たりを実現していて、紙製のように水分で質感が変化することなく、最後まで飲み物の風味に影響を与えないなどの特徴を持つという。
「コスト的にはプラスチックより少し高めと聞いていますが、それよりサステナビリティ経営の推進をアピールできることの効果のほうが大きいと思います」とゴルフ場経営コンサルタントの菊地英樹氏。
今年2月に開業した「サンクチュアリコート日光」を皮切りに、同社グループの「エクシブ」、「ベイコート倶楽部」、そしてゴルフ場など、全施設のレストランへ導入されていくという。
たかがストロー、されどストローということだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年3月31日号「バック9」より
