カリフォルニアの抜けるような青空の下で開幕したLPGA「フォーティネット・ファウンダーズカップ」。その初日、日本勢トップとなる4アンダーの「68」をマークし、7位タイの好発進を決めた西郷真央のプレーが光った。今大会には総勢15名もの日本人選手が出場しており、笹生優花や畑岡奈紗、原英莉花らも3アンダー(12位タイ)の好スコアで続くなど、日本女子ゴルフ界の層の厚さと勢いを見せつける素晴らしいスタートとなっている。

冷静なコースマネジメント

公式会見で西郷は「グリーンはかなりソフトなので、スコアは全体的に低くなる(伸ばし合いになる)と思っていました。でも、ラフもかなり長いので、ボールストライキング(ショット力)が鍵になるコースですね」と、的確な分析を披露した。

画像: 日本選手最上位の7位タイでスタートした西郷真央(写真は25年ホンダLPGAタイランド、撮影/姉崎正)

日本選手最上位の7位タイでスタートした西郷真央(写真は25年ホンダLPGAタイランド、撮影/姉崎正)

「ボールストライキングが鍵」と語った西郷だが、この日は18ホール中14ホール(約77.8%)でパーオンに成功し、見事に有言実行のショット力を披露している。深いラフを警戒する中、初日は14ホール中9ホールでフェアウェイを捉えた。本人が「明日以降もフェアウェイをキープして、グリーンへのスピードをしっかりコントロールしていく。それが次の3日間でやるべきことです」と語るように、このティーショットの精度をさらに上げることが上位定着への鍵となるだろう。

今季のテーマと上位への期待

米ツアー本格参戦の3年目となり、メジャーチャンピオンとしての風格を見せつつある西郷。今シーズンの目標や自身のテーマについて問われると、「まだ自分のゴルフがどこにあるのか、どんな状態なのかを探している段階です」と謙虚に語る。

しかし、その後に続いたのは決意の言葉だった。

「パッティングとゴルフショット、ゴルフスウィングそのものに集中していきたい。そこにしっかりとフォーカスし続けることができれば、ツアーでもっと良い結果が出せるはずですから」

この日、西郷のパット数は「28」だった。ちなみに、初日に「63」のビッグスコアを叩き出し、単独首位(9アンダー)に立ったキム・ヒョージュのパット数は驚異の「22」である。このことからも分かるように、グリーン上でのフィーリングが研ぎ澄まされれば、さらなる猛チャージが期待できる。

足元を見つめ、基本の徹底を誓うその真っすぐな言葉には、さらなる飛躍への静かな闘志が宿っている。明日以降も持ち前のショット力を武器に、リーダーボードを駆け上がってくれることに期待したい。

日本人選手15人の初日順位表

7位タイ(-4):西郷真央
12位タイ(-3):畑岡奈紗、笹生優花、原英莉花
28位タイ(-2):西村優菜
40位タイ(-1):竹田麗央
60位タイ(E):馬場咲希、山下美夢有
72位タイ(+1):古江彩佳、吉田優利、岩井千怜、勝みなみ、渋野日向子
109位タイ(+3):櫻井心那
121位タイ(+4):岩井明愛


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