雨が降りしきる冷え込みのなか、国内屈指の難コース「紫カントリークラブ すみれコース」で開幕したJLPGAツアー第3戦「Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント」。その初日、厳しいコンディションを攻略し、5アンダーの「67」をマークしたパク・ヒョンギョンが単独首位に立つ絶好のスタートを切った。1打差の4アンダーの2位にはノーボギーの完ぺきなゴルフを見せた佐久間朱莉が続き、2週連続優勝が期待される菅楓華もボギースタートながら、粘り強くラウンドし、1オーバーの18位タイ。初日からハイレベルな攻防が繰り広げられた。

「カップに入ったのは見えなかった」パク・ヒョンギョン

画像: パク・ヒョンギョンは14番パー4でチップインイーグルを決める

パク・ヒョンギョンは14番パー4でチップインイーグルを決める

日本ツアー参戦2試合目で単独トップ発進しまパク・ヒョンギョン。ラウンド後の会見では「自分のゴルフは正確性のあるショットだと思っています」と、自身の持ち味を迷いなく語った。

その言葉を象徴したのが、難関14番パー4でのプレーだ。残り167ヤードの第2打を4番ユーティリティで放つと、ボールはピン手前5〜6メートルに落ちてそのまま直接カップイン。

驚きのイーグルに「入ったのが分からなくて、同組の選手やギャラリーの声で気づきました」と笑顔を見せた。寒さで身体が硬くなるなかでも「アグレッシブに攻めることなく、リラックスしてプレーするようにした」と冷静な判断が光り、終わってみれば1イーグル・4バーディ・1ボギーの67というビッグスコアを叩き出した。

佐久間朱莉

画像: 前半1バーディ、ノーボギーの佐久間は、後半に3つのバーディを獲る猛チャージ

前半1バーディ、ノーボギーの佐久間は、後半に3つのバーディを獲る猛チャージ

首位を1打差でピタリと追走するのは、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で勝利し、昨年の年間女王・佐久間朱莉だ。

「寒くてタフなラウンドでしたが、ノーボギーでプレーできて良かったです」と振り返る通り、後半に3つのバーディを集中させるなど、女王の名にふさわしい盤石のゴルフを展開した。

最大のピンチとなった10番では、第2打をグリーン右手前に外したものの、2〜3メートルのパーパットをしぶとく沈めてパーセーブ。「いい流れができた」と語るそのプレーには、女王の称号を手にして得た自信が漲っている。

先週の最終日と比較しても「(身体の)調子が良くなってきている」と確かな手応えを感じており、残り2日間、今季2度目の栄冠へ向けてさらなる加速を誓った。

一方、粘りのプレーを見せた菅楓華は1オーバーの「73」で初日を終え、18位タイにつけた。

「すごく寒くて、1日どうなるか不安だった」と率直な心境を明かしたが、最後まで集中力を切らさなかった。出だしの1番、14番でボギーを叩く苦しい展開ながら、6番と最終18番で見事にバーディを奪い返した。

「1オーバーなのでまだまだいけると思います」と力強く前を向く彼女。ショットの精度を課題に挙げ、「しっかり練習して明日に備えたい」と2日目以降のチャージを狙っている。

難易度の高い紫CCすみれコースを攻略し、トップに立ったパク・ヒョンギョンのショット精度が明日も続くのか。あるいは、今日耐え忍んだ日本勢が底力を見せるのか。春の嵐を予感させる激戦に注目だ。

【Vポイント×SMBC レディス 初日順位表】
1位(-5):パク・ヒョンギョン
2位(-4):佐久間朱莉
3位タイ(-2):金田久美子、鈴木愛、荒木優奈
6位タイ(-1):森井あやめ、高橋彩華、阿部未悠、永峰咲希
10位タイ(E):政田夢乃、イ・ミニョン、倉林紅、永井花奈、菅沼菜々、青木香奈子、穴井詩、福田真未
18位タイ(+1):泉田琴菜、仲村果乃、笠りつ子、小林光希、鳥居さくら、安田祐香、吉田鈴、山城奈々、菅楓華、鶴岡果恋、神谷そら、宮澤美咲

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