鹿沼グループが運営する栃木県栃木市にある栃木ヶ丘GCに、1日1組限定の宿泊施設が3月28日にオープンした。
画像: 「1日1組限定」ステイを始めた栃木県栃木市にある栃木ヶ丘GC

「1日1組限定」ステイを始めた栃木県栃木市にある栃木ヶ丘GC

「フェアリト」という施設名で、コース内の16番ティーイングエリア付近にあり、1組のみコース内に宿泊できるというもの。施設内では寝泊まりできるだけでなく、薪火を使った料理が楽しめたり、お客がいない時間はコース内で思う存分プレーすることも可能だという。価格は1泊2日2食付きで6万円〜。やや高額ではあるものの1日1組限定だと採算を採るのは難しいという考え方もあるが……。

「1日1組限定のため、大きな売上を生む事業ではないと考えております。ただ、当社では『また来たいと思ってもらえる次のゴルフ場を創り出す』というビジョンを掲げており、ゴルフ場の新しい価値を提案する取り組みとして始めました。ゴルフ場の夜の時間を生かし、新たなお客様にゴルフ場へ足を運んでいただくきっかけにしたいと考えています」(鹿沼グループ・マーケティング広報部・荒川磨理さん)

こういったゴルフ場と宿泊施設の組み合わせはこれまでもあったし、リゾートエリアでは当たり前だ。しかし、近頃は1日1組限定などターゲットを絞った形が増えつつある。長野県佐久市にあるサニーCCの敷地内には3棟だけのサウナ付きヴィラを併設し、千葉県の鹿野山GCではコース脇にグランピング施設をオープンし、週末は賑わいを見せている。

「全国的に宿泊客が増加していることが挙げられると思います。インバウンドや高齢化もあって、年々旅行へ出かける人は増えつつある。そこを狙った取り組みでしょう。多くのゴルフ場は、ゴルファー以外のお客をどれだけ集められるか、という考えが高まっています」(ゴルフ場経営コンサルタント・菊地英樹さん)

ゴルフ場に泊まるというと、スコアアップのためのゴルフ合宿や、リゾート地の旅ゴルフのイメージが強いが、関東近郊のゴルフ場でプレー+αの付加価値を付けたゴルフ場の取り組みは今後も増えていきそうだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年4月7日号「バック9」より


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