ケガを乗り越え前年超えのポイント獲得。お世話になったJGAへ恩返し

贈呈式には蟬川泰果のほか、住友生命保険相互会社取締役・代表執行役社長:高田幸徳氏、執行役常務:橋本篤史氏、公益財団法人日本ゴルフ協会会長:池谷正成氏、専務執行役:山中博史氏が出席した
住友生命保険相互会社とスポンサー契約を結ぶ蟬川泰果。同社による「蟬川泰果 Eagle Donation for Future Supported by 住友生命」は、蟬川が出場したトーナメントにおいて、優勝数、そしてイーグルおよびホールインワンの獲得数に応じてポイントを積み立て、未来の日本を背負う子どもたちへの支援や地球環境保護団体へ寄付を行う取り組みだ。
昨シーズン、蟬川は骨折による離脱がありながらも、前年の350ポイントを上回る450ポイントを獲得。前回は地元・加東市にポイントに応じた支援金を寄付したが、今回はかつて自身がナショナルチーム時代にお世話になった公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)へ贈呈した。
寄付を受けたJGAの会長・池谷氏は、蟬川がアマチュアとして2022年に「日本オープン」で優勝した時の思い出を振り返りながら、「プロに転向されてもアグレッシブに攻めるプレーがファンを惹きつけている。今後、蟬川選手をしのぐような選手が育ってくれることを期待している」と感謝の言葉を贈った。
芽生えた影響力への自覚。プレーヤーの枠を超えた社会貢献への思い

やや緊張気味の様子で語った蟬川(提供/住友生命)
蟬川自身は、ジュニア時代に受けたサポートについて改めて感謝を述べるとともに、「このように恩返しできることを嬉しく思っている。未来あるジュニアたちに少しでも貢献ができれば」と喜びを語った。また、「この活動を通じて、自分の活躍で多くの人に夢を見せられるという自覚が芽生えた」と、支援を続ける中でのプロとしての心境の変化も明かした。
さらに、今後の社会貢献の展望についても話題が及んだ。近年、比嘉一貴プロをはじめ、プロ自身が自らイベントに参加し、ジュニアとの交流を通して育成に貢献するケースが増えつつある。自身でのイベント開催について問われると、原体験を交えながら意欲を口にした。

実は小社主催『ゴルフダイジェスト ジャパンジュニアカップ』にゲストで登場し、さまざまな取り組みを行ってくれている男子プロ(左:金子駆大、右:堀川未来夢)
「自分がジュニアの頃に『もっとこういう環境があったらいいな』と感じていたことは、今でも鮮明に覚えています。比嘉さんたちが行っている取り組みはもちろん知っていますし、今後、社会貢献という意味でもそういった活動をしていきたいとは考えています。ですが、今すぐに自分自身で何かイベントを開催するというよりは、もう少し先で明確な形でできればと思っているので。まずはこの『イーグルドネーション』の取り組みを始めとして、今後もどんどん社会貢献をしていきたいです」(蟬川)

