●コーチ:伊藤きらら
DSPE所属。埼玉栄高等学校、駒澤大学ゴルフ部卒(どちらでも主将を務めていた)。両親の影響で6歳の時にゴルフスクールに入る。菅沼菜々や河村来未ら高校時代の同級生を交えて“同期会”を結成して年一で女子会を開いている。USGTFティーチングプロ(レベルⅢ)。“ゴルフを楽しむ気持ち”を大切にしながら、ゴルファーのレベルや目的に合わせた丁寧なレッスンが得意

「全力で成長をサポートします!」
きららコーチ出演の月刊ゴルフダイジェストの連載「女子プロ百花」はこちら↓↓
●生徒:M美
みんなのゴルフダイジェスト編集部員。昨年から“月1ゴルファー”を掲げて、本格的にラウンドし始める。ベストスコアは「122」。【近況報告】ショートコースの回り放題に初挑戦。午前中だけで3周回ることができましたよ~。きららコーチの教え通りに打ってみると、1打目からナイスショット(写真左)

桜が満開でした~!的当ての練習では、ナイスショットすると、ボールが元の位置にきちんと戻ってくる。これが案外屋外練習場より気持ちよくてハマりそうです
第1回目のレッスンはこちら↓↓
球が上がるか否かは打つ前の姿勢で決まる! “構え”と“ボール位置”へのダメ出し

【左】レッスン前【右】レッスン後。ポイントは「ボールの位置」と「肩のライン」
数球打つと、クラブが外側から入る「カット軌道(アウトサイドイン)」かつ「フェースが被り気味」だと判明。“ボール位置”と“アドレス”から見直します!
M美: ボール、実はすごい左に置いているんです……。(もしかして、テニス部出身というのが関係している?)
きららコーチ(以下、きらら): そうですね。ドライバーはクラブが長いので、一番加速する位置はセンターよりやや左側。なのでアイアンで打つ時よりも左側に置くのはいいのですが、M美さんは左足よりも外側に置いていますね!
M美: ちょっとやばいという自覚はありました……(笑)。
【ドライバー矯正(アドレス編)のポイント】
①スタンスを広げるときは、左足の位置は変えずに右足だけ動かす。
②ボールは、左足かかとの内側の延長線上に置く。
③真上からではなく、ボールの右側を覗くように構える。
ドライバーで重要なのは、「右肩下がりの構え」だそう。
きらら: 120切りを目指す方がドライバー(やウッド)で球を上げられないのは、アイアンと同じように肩のラインを真っすぐにしたまま構えてしまうことに原因があります。ドライバーはクラブが最下点から上昇する瞬間(=アッパー軌道)に一番パワーが伝わるのですが、肩が水平だとボールを上から叩いてしまうんです。なので“ボールの右側を覗きこむ”意識を持ってみてください。自然と右肩が下がり、アッパー軌道で捉えられますよ。
お腹をグッと押して体で回転! “腕を動かす”スウィングへのダメ出し

生まれて初めてまじまじと見る自分のスウィング……こんなに力なく振っていたとは(汗)!
スウィング動画を見ると、「ヘッドにつられて体が回る」という新たな問題点が浮き彫りに。
M美: よく、「脱力スウィングだね」って言われます(笑)。
きらら: 確かにある程度の筋力がないと、頑張って振ろうとして手振りになりがちです。これを“体の回転にヘッドがついてくる”感覚に変えましょう! 体を使うほうが結果的に効率よく振れますし、スウィングに安定感が生まれて飛距離も伸びます。
コーチから提案されたのは“おへそ”を意識するスウィング。手でヘッドを当てに行くのではなく、おへそを左右へと動かす意識を持つことで、体を回転させる感覚を身に付けます。
しかし、すっかり染みついてしまった手振りスウィングのせいで体を素早く動かせない……! そんな様子を見かねて、さらなるアドバイスが!

写真①/M美のように上手くいかない場合は、左のお腹を押されているようなイメージを持つと、動きやすいかもしれません!
きらら:M美さん、左のわき腹をグッと押される感覚で始動してみてください。腕ではなくお腹を使ってクラブを上げるんです。
言われた通りに動かすと、体全体がスムーズに回り始めました(写真①・左上)!
きらら:体を動かすと、クラブとの距離感をキープしたまま上げられることもポイントです。
【ドライバー矯正(手振り編)のポイント】
①「腕を使ってヘッドを当てにいく」のではなく「体の回転にクラブがついてくる」感覚を持つ。
②おへそを左右に動かして体を回転させる。
③上手く動けない場合は、左のわき腹を横からグッと押されるイメージで始動する。
「気持ち悪い」くらい遠回りがいい⁉ “インに引きすぎるヘッド軌道”へのダメ出し

みなさん、お気づきでしょうか? この時点で矯正したい部分が2カ所もあるんです(汗)
もう一つの矯正点は、クラブを上げる位置。私は始動でクラブをお尻より後ろ(背中側)に引いていました。
きらら:スウィングって、実はクラブを引きつける動作が必要なんです。M美さんの場合、始動で体が早く開き、クラブが体の正面から外れて背中側に入ってしまっていることで、引きつけるスペースがなくなっています。手元が自分の腰の高さに来るまでは腕を真っすぐにキープし、そこから右ひじを曲げていくイメージです(写真②)。

写真②/【左】手元が腰の高さに来るまで右ひじは曲げない 【右】手元が腰の高さを超えてから自然に右ひじが曲がり始める
M美:え、ヘッドってこんなに遠いところを通るんですか⁉ 遠回りで気持ち悪い!!!
きらら:合ってますよ!M美さんが遠く感じるならOKです(笑)。ヘッドを上げる位置がお尻よりも後ろに行ってしまうと、ダウンスウィングでカット軌道になってしまいます。なので“トップ”よりも、まずは“ヘッドを上げる位置”を確認することが大事です。
M美:今までどれだけ変なスウィングをしていたのか……(汗)。
きらら:レッスンを受けないと、“自分が打ちやすいスウィング”が癖づいてしまいますよね。
【ドライバー矯正(始動編)のポイント】

腰の高さに来るまで、腕はそのまま!
①始動でクラブを背中側(お尻の後ろ)に引かない。
②手元が腰の高さに来るまでは腕を真っすぐにキープ。そこから右ひじが曲がり始める。
③「遠回り」と感じるくらい、ヘッドは遠く(右耳の横あたり)に上げる。
あとは「最後まで振り切る勇気」あるのみ!
慣れないヘッド軌道に戸惑い、動きにためらいが出始めました。
きらら:ドライバーで大事なのは「しっかり振り切ること」。途中で止めちゃうと力が逃げちゃうので。
M美:なんかちょっと怖くて……(ビビりながらスウィング)。
きらら:M美さんの場合は、“上げて打つ”というより“トップに到達したら左に踏み込む”イメージですね。もう“振る”じゃなくて“左のお腹で押す”→“左に踏み込む”くらい素早く動きましょう!
コーチを信じて思い切り振り抜くと、まだまだ動きに硬さがあるものの「いい音!」と確かな手ごたえが。これは課題として持ち帰り練習あるのみ。120切りへの道はまだまだ続きます!
教わった場所は・・・「DSPE GOLF STUDIO」

<アクセス>東京モノレール「天王洲アイル」駅より 徒歩4分、りんかい線 「天王洲アイル」駅より 徒歩5分
お得情報① 体験レッスンが2200円(~5/31まで)
通常5500円の体験レッスンが2200円で受講でき、当日入会で無料になる
お得情報② 春の”初心者応援”キャンペーン実施中
初心者の方は入会金(5万5000円~)とラウンドレッスン1回分が無料。さらに3カ月間の会費が半額になる
お得情報③ 無料のスウィング診断を実施中
土日限定!紙面でもお馴染みの弾道計測器「TRACKMAN」や最先端のAR技術を導入したパッティングトレーニングシステム「TOURPUTT」による無料スイング診断を予約不要で実施中


