
2026JGTO選手会長 阿久津未来也
あくつみきや。 1995年生まれ。 栃木県出身で日本大学を経て2016年ツアープレーヤー転向。 昨年はミズノオープンで悲願のツアー初優勝を達成し、今年はさらなる高みを目指す
ドラコンプロ 山崎泰宏
やまざきやすひろ。 1969年生まれ。 長野県出身。 ドラコンプロとして名を馳せ、その技術力の高さが評価され多くのツアープロの指導も行っている。 阿久津とは2022年からのコンビ
フェース管理できると
実は速く振れる
GD 山崎プロといつからスウィング改造に取り組んだんですか?
阿久津 山崎さんとは2022年の末に出会って、2024年にツアー優勝を目標にスウィング改造に取り組み始めました。それが1年遅れになりましたが、昨年勝つことができたという感じです。
山崎 一番大きく変えたのはフェースコントロールの仕方です。フェースをコントロールする目的は、インパクトでフェース面をスクエアにするためですが、それって本当に難しく小手先でやるのは不可能。だから体全体の使い方が重要になります。
阿久津 山崎さんはドラコンプロなのでもちろん飛ばしの専門家ではあるんですが、それだけではなくて体の解剖学にも詳しく、いかに効率良く体を使って飛ばすかを体現できる点がスゴイところです。
GD フェースコントロールと飛ばしは直結しないように感じますが。
山崎 阿久津プロも以前はフェースを開閉するタイプでしたが、今はフェースを真っすぐ動かしてもらっています。手先でフェースをコネる動きではスピードを出せる限界があり精度も悪くなります。それよりもフェース面の開閉を抑えたほうが、体の回転で振れるので逆に速く振れショットの精度も上がります。
阿久津 フェースを管理するという言葉から手先を使いたくなりますが、実は手先は使わない。手先を使わず大きな筋肉を使うから結果的にスピードも上がるわけで、それが飛んで曲がらなくなる要因だと考えています。
Point 1
始動からインパクトまでのフェースの動きがカギ
フェースは開閉せずに常に真っすぐな状態をキープさせるほうが、スピードを上げることができるという。そのためには、始動からインパクトまでのエリアでいかにスクエアをキープさせるかが重要なポイント

フェースの向きを管理する
Point 2
手を使わず胴体で振る
インパクト以降はフェースを管理する必要はないと阿久津。始動からインパクトまででフェースをしっかりコントロールできているかが飛距離と方向性に関わる

胴体で振ろう
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前編では、手先を使わず胴体で始動する「コネない」フェース管理の基本をお伝えしました。続く後編では、その動きをさらに強固にし、飛距離を爆発させる「グリップの秘密」に迫ります。カギとなるのは「両手のひらを下に向ける」という、人間にとって最も力が伝わりやすい自然な構え。さらに、右手の「中指と薬指」を意識するだけで、誰もが憧れるハンドファーストのインパクトが自然と身につきます。劇的な変化をもたらす後編もお見逃しなく!
後編はMyGDで 有料記事になります
PHOTO/Hiroaki Arihara
THANKS/フェニックスゴルフアカデミー
週刊ゴルフダイジェスト2026年4月21日号より


