キャロウェイの「トリプル・トラック」ボールが中心となって、ゴルフボールにアライメントブームを起こして数年。ボールに入った様々なラインでターゲットを狙う手法は、今やパットに入るセットアップの一つになっている。そして、この度登場したE・R・C CROSS TRACK「クロス・トラック」ボールは、ラインにさらなる視覚的進化を持たせたニューモデルだ。

“線”から“十字”へ。
新発想アライメントデザイン

従来の「トリプル・トラック」は、ターゲットラインへの線を意識させるデザインだったが、この「クロス・トラック」は、ターゲットラインとフェース面の両方を同時に整えることを狙っているようだ。

デザインの核は、Callawayロゴを囲む太い帯状ラインと、その帯と直角にクロスする横断歩道のような点線が入った、2つが交差する十字デザインになっている。

ラインナップは、視認性の高いホワイト×イエロー、マット仕上げのボールドイエロー、ボールドレッドの3つ 。ボール構造は2ピース、ソフトかつ高反発のハイパーエラスティック・ソフトファスト・コアの飛距離性能に、スピン性能も加えたアイオノマー製ハイブリッドカバーを組み合わせている。

パット:ヘッド形状や距離によって
「置き方」を変える

この“十字ライン”がもたらす実戦的なメリットを、松本一誠プロと見ていく。松本プロは、まずパターのヘッド形状との相性に着目した。

画像: 松本一誠プロ。ロングドライビング競技の日本チャンピオンで、アマチュアを指導する日本練習場連盟ティーチングプロでもある。1992年生まれ

松本一誠プロ。ロングドライビング競技の日本チャンピオンで、アマチュアを指導する日本練習場連盟ティーチングプロでもある。1992年生まれ

オデッセイの「#7」を代表とするツノ型は、太帯をターゲットラインに合わせる

最初のテストパターは、「Ai-DUAL スクエア 2 スクエア #7」。ツノ型パターの代表的なヘッド形状。松本プロが、クロス・トラックの太帯をターゲットラインに沿って置く。

「ラインが太くて帯状なので、従来の細い線よりもラインが強く、くっきりします。帯の中心にある紺色の線とパターのセンターラインを合わせて1本の線ができる。この置き方が角型パターのイメージに合います」(松本プロ・以下同)

ジェイルバード系は、ボールの太帯と白と黒の帯が平行に並ぶように置く

次のテストパターは、「スクエア 2 スクエア ジェイルバード」。今度は、太帯をフェース面と平行に置く。「ヘッドの白と黒の帯とクロストラックの太い帯が揃って、見え方がしっくり。ヘッド全体でスクエアにボールを押していく感覚が出てきます」

「ヘッドタイプによって置き方の相性が変わりますね。このクロス・トラックとパターヘッドとの相性、奥が深いですよ」と言いながら、松本プロが自分のエースパターを持ち出してきた。モデルは、オデッセイ「Ai-one #2」で、オーソドックスなブレード型のヘッド。

画像: 松本プロのエースパターはブレード型。これとクロス・トラックの相性は?

松本プロのエースパターはブレード型。これとクロス・トラックの相性は?

「#2」などのブレード型は、パットの距離で置き方を変える

「ボールの置き方を変えてみて分かりましたが、ブレードタイプは、カップまでの距離で置き方を変えたいですね。ショートパットは、太帯をターゲットラインに合わせてカップへの筋に集中」

画像: ブレード型のショートパットは、太帯をターゲットラインの向きにセット

ブレード型のショートパットは、太帯をターゲットラインの向きにセット

「ミドルからロングパットは、フェース面と太帯を平行に置いて、(フェースの)面全体で押していくイメージを強めたい。このほうが、タッチが出て距離感が良くなると思います」

画像: ミドル~ロングパットは、太帯をフェース面と平行にセット

ミドル~ロングパットは、太帯をフェース面と平行にセット

ドライバー:スライス対策の置き方を発見⁉

パターからドライバーにチェンジ。クアンタム MAX ドライバーを手にティーアップ……。

フェース面と太帯を平行にセットした松本プロ。「ドライバーのクラウン前側に入るトップラインと太帯とフェース面の3つが揃って、面でボールを打ち出していくイメージが湧きます。先ほどのロングパットのイメージと同じです」

画像: ドライバーはフェースと太帯を平行に置く。フェース面全体で押していくイメージが出る

ドライバーはフェースと太帯を平行に置く。フェース面全体で押していくイメージが出る

「この置き方だと、太帯と交差する点線がパワーゲージみたいで、遠くへ飛ばす雰囲気が出ていいですね(笑)」

せっかくなので1球打ってみる。「打感はめちゃソフトです!」。GCクアッドの計測で、トータル320ヤード(ヘッドスピード55.6m/s・ボール初速80.6m/s・スピン量2048回転)をマーク。さすがロングドライブの日本チャンピオンという数値だが、このE・R・C クロス・トラックの飛距離性能も確かなもの。

画像: お薦めの置き方でティーアップ、そのままE・R・C クロス・トラックを打つ。320ヤードを記録

お薦めの置き方でティーアップ、そのままE・R・C クロス・トラックを打つ。320ヤードを記録

太帯をやや右に向けて手前へずらす
インサイドからアタックするイメージが出る

「このクロス・トラックで、ひとつ閃きました」と松本プロ。「カット軌道でスライスに悩む人、太帯を少し右に向けて、なおかつその帯を手前へずらすんです。どうですか? いかにもインサイドからアタックして、なおかつレベルからアッパーに打ち出す雰囲気が出てきます。これおススメです」

パー3のアイアンショット:
ショートパットの置き方がいい

次は、パー3のティーショットを想定して、アイアンでティーアップ。クラブはクアンタム MAX アイアンの7番。

「ドライバーと逆で、太帯をターゲットライン方向にセットするのが良さそうです。打ち出すラインが明確になります。ショートパットの原理と一緒で、狙った方向にボールを打ち出しやすくなります」

ここまでクロス・トラックの活かし方を探ってきた松本プロ。「せっかく、くっきりした十字と太帯があるのだから生かさない手はないです。ゴルフは視覚のイメージが、動きを支配する部分が大きいので、一度、試してみては。置き方でかなり変わりますよ」と締めてくれた。

画像: E・R・C CROSS TRACK ボール

E・R・C CROSS TRACK ボール

Photo/Hiroaki Arihara


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