クラブ・デ・ゴルフ・チャプルテペク(7443ヤード・パー71)で開催されているLIVゴルフ第6戦「LIVゴルフ・メキシコシティ」。第2ラウンドを終え、驚くべきスコアがリーダーボードを独占した。ジョン・ラーム率いる「Legion XIII」が、チーム通算25アンダーに到達。2位のファイヤーボールズGCに対して、LIVゴルフ史上最大となる「19打差」をつけるという前代未聞の独走状態に突入した。これまでの記録が2022年ロンドン大会でスティンガーGC(現サザンガーズGC)が記録した14打差であったことを考えれば、この数字がいかに衝撃的であるかがわかるだろう。

ラームの圧倒的な無双ぶり

ラームはチームがコースとの相性が良い理由について、「統計的に見ても、我々はおそらく(リーグ内で)最も優れたボールストライキングのチームの一つだ。それが過去に好成績を収め、今も好調である理由だろう」と客観的に分析している。彼らの強さは決して偶然ではなく、データに裏打ちされた確かな実力なのだ。

この歴史的リードを自らのプレーで牽引しているのが、キャプテンのジョン・ラームだ。初日の「65」に続き、第2ラウンドでも「67」をマークし、通算10アンダーで個人戦の単独首位に立っている。

画像: 2日間トータル10アンダーで単独首位に立ったジョン・ラーム(写真はLIVゴルフ・メキシコシティ初日、提供/LIVゴルフ)

2日間トータル10アンダーで単独首位に立ったジョン・ラーム(写真はLIVゴルフ・メキシコシティ初日、提供/LIVゴルフ)

特筆すべきは、その圧倒的なスタッツである。2日間で奪ったバーディ数「14個」は、全選手中で堂々のトップタイ。さらにドライビングディスタンスは353.7ヤード(7位)を記録し、高地特有の環境を完全に味方につけた規格外のプレーを見せつけている。

【動画】ラーム、390ヤードの3番ホールでワンオンに成功!【LIVゴルフ公式X】

@livgolf_league post on X

x.com

しかし、当のラーム自身はスコアボードを気にする余裕すらなく、目の前のプレーに極限まで集中していた。「最後(18番)でタップインのパーパットを打つ時まで、完全に気づいていなかった。自分がどれだけリードしているかを知るために計算しなければならないなんて、本当に驚くべきことだ」と、ラウンド後に圧倒的な点差を初めて知った事実を明かしている。

チームを牽引する若手たちの躍動

この独走劇は、決してラーム一人の力で成し遂げられたものではない。チームを構成する若手や実力者たちも、見事な躍動を見せている。

画像: 1打差の2位タイで、ラーム率いる「Legion XIII」の一員であるトム・マッキビン(提供/LIVゴルフ)

1打差の2位タイで、ラーム率いる「Legion XIII」の一員であるトム・マッキビン(提供/LIVゴルフ)

通算9アンダーの2位タイにつけるトム・マッキビンは、2度の「3連続バーディ」を含む11個のバーディ(全体6位タイ)を奪い、チームのスコアを大きく引き上げている。マッキビンは第2ラウンドにおいて、18ホール中17ホールでグリーンを捉えるパーオン率94.44%という驚異的な数字を叩き出しており、バーディの山はまぐれではなく、圧倒的なショットの精度から生み出されたものだ。

さらに、ティレル・ハットンも通算7アンダーの6位タイと上位に食い込んでおり、Legion XIIIというチームがいかに層が厚く、全員が高いレベルで機能しているかを証明している。またラームは、「ケイレブ(・スラット)も昨日より良くなっているし、彼は力強いフィニッシュをすることに慣れている」と、スコアを伸ばしきれなかった4人目のメンバーへの信頼も口にしており、チーム全体が揺るぎない結束力で最終日へと向かう。

慢心なき王者

LIV史上最大のリードを奪って最終日を迎えるLegion XIII。しかし、王者に慢心は一切ない。

「日曜日に20打差、30打差になっていれば最高だが、他のチームも猛追してくるはずだ。我々はこれまで通り、本当に良いゴルフを続ける必要がある」

気を引き締めるラームの言葉には、勝者のメンタリティが宿っている。記録的な圧勝劇でメキシコシティを完全制圧するのか、最終日の彼らのプレーから一瞬たりとも目が離せない。

LIVゴルフ・メキシコシティに関する記事はこちら


This article is a sponsored article by
''.