
前澤友作さんと優勝の米澤蓮(撮影/有原裕晶)
初日・2日目、青木瀬令奈がアンダーパーを記録!

成田美寿々とタッグを組んだ青木瀬令奈がアンダーパーを記録!(撮影/有原裕晶)
初日は男子ツアーに初挑戦した人気女子プロ・青木瀬令奈が会場を盛り上げた。親友・成田美寿々をキャディに1アンダー「71」を出して71位につけた。パー70の設定だった昨年は菅沼菜々と寺西飛香留がイーブンパーを記録したが、男子ツアーで女子選手がアンダーパーをマークしたのは史上初。それでも「去年だったらオーバーパー。悔しいほうが大きい」と納得はしなかった。

トップに立ったのは中西直人(撮影/有原裕晶)
トップに立ったのは中西直人だった。9バーディ、ボギーなしの自己ベストでロケットスタートを決め「ギャグはよう滑るけど、スタートの滑り出しがいいのは4年ぶりくらい」とギャグにも充実感を漂わせた。
7年ぶりのシード復活、13年ぶりの通算3勝目を目指す藤本佳則が「64」を出し、首位に1打差2位発進。「優勝は何回か優勝争いをしてできるもの。まずはいい組で最終日を回るのが今の目標」と足元を見据えた。
2日目、香妻陣一朗が10バーディで首位浮上

香妻陣一朗が10バーディで首位浮上(撮影/有原裕晶)
2日目は昨年までLIVゴルフを主戦場にし、今年から国内ツアーに復帰した香妻陣一朗が10バーディ、1ボギーの9アンダー「63」の大爆発で一気に首位へ浮上した。主催者の前澤友作さんとはかねてから懇意にしているそうで「本当にお世話になっています」と感謝した。大会開幕前の10日間にも及ぶプロアマ戦では前澤さんへの感謝の思いも込めて最多8回をプレーした。

長野泰雅も8アンダー「64」をマークし香妻と並んでトップに立った(撮影/有原裕晶)
長野泰雅も8アンダー「64」をマークし香妻と並んでトップに立った。昨年の「ロピアフジサンケイクラシック」以来となる2勝目を視界に捉え「優勝を目指します」と目線を上げた。
青木瀬令奈は初日に続き1アンダー71で回った。女子選手の2日連続アンダーパーは史上初となった。
なお、今大会はポイント、賞金ランキングへの加算は4日間終了以後の60位タイまでだが、予選カットはない。
3日目は通算2勝の米澤蓮が首位浮上

3日目は通算2勝の米澤蓮が首位浮上(撮影/有原裕晶)
3日目は通算2勝の米澤が7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」を出して単独トップに立った。2年前に帯状疱疹を発症し、その後は坐骨神経痛にも苦しみ、体調は決してベストとはいえない状況での単独首位奪取。「気にしていてもしようがない。できることをしっかりやって、悔いなくプレーすることを心掛けています」とマイペースを強調した。

今平周吾も優勝争いへ(撮影/有原裕晶)
また、2018、2019年賞金王の今平周吾もギアを上げてきた。7アンダー「65」をマークし、通算17アンダーで佐藤大平、長野、香妻と並んで1打差2位へ。今大会は昨年の第1回で最終日にトップタイから出たが、18番で1.5メートルのパーパットを外し、優勝した小西たかのりに1打差負け。「去年のことは悔しすぎて何も考えないできました。忘れて新しい大会という気持ち」とリベンジの炎を燃やした。
米澤蓮がソン・ヨンハンとのプレーオフを制す

米澤蓮がソン・ヨンハンとのプレーオフを制す(撮影/有原裕晶)
最終日は単独首位から出た米澤が3番で4人に並ばれる混戦模様となったが、12番、13番の連続バーディで2位との差を2打に広げた。17番で痛恨のボギーを叩き、6位から出て7アンダー「65」を出したソン・ヨンハンとのプレーオフに突入。米澤が18番パー4を使用した1ホール目で残り152ヤードの2打目を奥1メートルに乗せ、このバーディパットを決めて栄冠を勝ち取り「プレーオフで本当にいいショットが打ててよかった」と感慨に浸った。
青木瀬令奈&成田美寿々コンビは4日間を71、71、72、73でまとめ、通算1アンダー76位だった。初日トップの中西直人は通算11アンダー42位に終わった。

優勝賞金は4000万円(撮影/有原裕晶)
今大会の入場者はチケット無料の効果が絶大で4日間で1万501人だった。
表彰式であいさつした前澤さんは「前澤杯2026にお越しくださいましてありがとうございます。来年以降も(チケット料)無料でやりたいと思っていますので、ぜひお越しいただければと思います。引き続き前澤杯をよろしくお願いします」と来年以降の開催を明言した。
男子ゴルフの今季第4戦は「中日クラウンズ」で30日に愛知県・名古屋GC和合Cで開幕する。



