
安保 卓哉-Takuya Abo 東京出身、2003年生まれ。早稲田実業中等部でゴルフ部に入り本格的に取り組み始める
GD ゴルフを始めたのは?
安保 3歳の時です。きっかけは父親がゴルフをしていて、兄もやっていたこともあって、どちらかというと連れて行かれたという感じだったと思います。
GD 3歳だと実際は始めた頃の記憶がない?
安保 そうですね。気がついたらゴルフをやっていた感覚です。小学校1年生の時に初めての試合に出たことは覚えています。ハーフだけの試合に出た時にベストスコア66が出たことも覚えています。
GD お父さんのゴルフの腕前はどのくらいですか。
安保 僕が始めた頃は70台で回っていたみたいです。今はあまりやっていませんが。
GD ゴルフにハマっていった要因とかってありますか?
安保 そうですね。大学入った時に、中野(麟太朗)や竹原(佳吾)が同級生にいて、先輩も後輩も上手い人が多かったので、そこでどんどんゴルフにハマったというか真剣に取り組み始めた感じはあります。
GD 大学は早稲田ですけど、選択肢は他にもあったんですか?
安保 中学受験で早稲田実業に入ったのですが、そのままエスカレーター式で大学まで上がりました。早稲田実業にはゴルフ部があったので、ゴルフのことは考えていましたが、ゴルフだけじゃなくて勉強もできる環境がいいなと思って。
GD プロになることを決めたのは?
安保 大学の4年になる頃です。4年生になる年の春に決めたことを覚えています。ただ、自分は何年も挑戦する気持ちがないというか。例えば初めてQTに挑戦すると決めた時にはQTでダメだったらキッパリやめようと思っていましたし、それは今でも同じで今年やってみてダメで、QTでもダメだったら(ツアープロの世界から足を洗おう)という気持ちは常に持っています。
GD なるほど。自分の中で何か線引きをしながらゴルフと向き合っているわけですね?
安保 そうですね。短い期間で決めて、集中したほうが自分の性格からすると合っていると思うので、現状で言えば2年頑張ってみてという気持ちではあります。
GD でも同世代からの刺激はやはり大きいですか?
安保 そうですね。めちゃくちゃ刺激はありますね。開幕戦で中野が優勝争いをしたり、竹原とは一緒に合宿をしたりして、彼らのプロ意識を目の当たりにするととても刺激になります。
GD プロになるのを4年の時に決めたと話していましたが、そもそもプロを目指していたんですか?
安保 いや、全く目指していませんでした。3年の時は普通に就職活動をやり始めていました。本格的にはやっていないですけど、まだプロになることは決めていませんでした。ただ、3年の時に日本アマで勝ちたいという目標設定した時に、結構真剣にゴルフに取り組んで。そのあたりからプロという選択肢が出てきた感じです。周りは目指すのに自分が目指さない理由ってなんだろうなと考えた時に改めてゴルフのことを考えてみました。
GD 改めて今年の目標を聞かせてください。
安保 ACNツアーで年間王者になって来年はレギュラーツアーで活躍したいと思っています。
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同学年に実力者がいたことでプロを目指す気持ちが芽生えた安保選手だが、至って冷静に自分のゴルフを判断しているあたりは緻密なイメージを持つ。背伸びせずに自分の背丈にあったゴルフに徹する気持ちの強さはむしろプロ向きなのかもしれません。今シーズンの活躍に期待してください。
撮影/姉崎正
文/出島正登


