
子どもたちに「ゴルフの楽しさ」を教えた宮里藍

スナッグゴルフでパッティングを披露する宮里
指導を終えた宮里に感想を聞いた。
ーー今回のジュニア体験会で子どもたちと触れ合ってみて、何を感じましたか?
「基本的なことを意識して伝えています。なかには初めてとは思えないほど『当て感』のある子もいて、驚かされることもありますね」
ーーほぼ全員が初心者の子どもたちにスナッグゴルフを勧める理由を教えてください。
「『ゴルフは楽しい』という感覚を身に付けるには最適だからです。本物のクラブは重く、小さなボールに当てるのは難しいですが、スナッグゴルフはポイント制でゲーム性もあるので、子どもたちが夢中になれる良さがあります」
ーー宮里さんご自身がジュニアだった頃、どのような環境で練習されていましたか?
「正直、当時の記憶はほとんどありません。ただ、今とは環境がまったく違いましたね。父が女性用のクラブを短く切って、スチールシャフトにグリップを付け直してくれたものを使っていましたが、とても重かったです。今はゴルフ場という素晴らしい環境で、広い敷地を使って練習できる。それは子どもたちにとって、とても大きなポイントだと思います」

ゴルフの楽しさの雰囲気作りが大事という宮里
ーージュニア世代がゴルフを続けていくために、最も必要なことは何でしょうか?
「『楽しい』という気持ちをどれだけ維持できるかですね。基礎を固めるのは小学校に上がってからでも遅くありません。まずは自由に振らせてあげて、今回のように『またやりたい』『次も来たい』と思ってもらえるような雰囲気を作ること。その気持ちを持ち続けさせることが、最初は一番大事だと思います」
ーー開催中の大会の舞台・茨城GC「西コース」についての印象を聞かせてください。
「私、(今大会の)西コースが大好きなんです。グリーンが小さくて、東コースに比べると高低差も少ない。距離も極端に長いわけではないので、徹底して『手前から』攻めやすいという戦略的な面白さがあります」
ーー今日(3日目)の強風と深いラフというコンディション、プロにはどのようなプレーが求められますか?
「フェアウェイキープが最優先ですね。その上で、いかに手前からというマネジメントを徹底できるか。特にウェッジやピッチングの距離は寄せて当たり前というプレッシャーがかかりますが、今の状況では精神的にも技術的にも、より点で打っていく精度の高さが求められるタフな戦いになるでしょう」
宮里のジュニアゴルフ体験会は大会最終日の10日も行われる予定だ。





