
昨年夏から導入された武蔵丘GCのクーラーカート
導入するゴルフ場は、久邇CC、武蔵丘GC、新武蔵丘GC、西武園Gのいずれも埼玉県内にある(株)西武・プリンスホテルズワールドワイドの4ゴルフ場で、導入時期は6月中旬頃を予定している。
「昨年夏に4ゴルフ場のうち、久邇CCと武蔵丘GCの2つのゴルフ場で先駆けて全台導入したところ両ゴルフ場とも大変好評で、お客様から『クーラーカートは涼しくて最高だった』などのお声を多数いただきました。そういった理由もあって7~8月の入場者数が増え、収益面でも同月の対前年比10%増となったことから、今年から新武蔵丘GCと西武園Gでも全台導入し、4ゴルフ場のゴルフカートをすべてクーラー付きとすることにいたしました」(同社・埼玉ゴルフ担当の久保田理津子さん)。
「さらに、プレー中の疲労軽減を目的として、避雷小屋にエアコンを取り付けた『クールスポット』を一部ゴルフ場のコース内に設置したほか、クラブハウス内のレストランでは昨年、熱中症対策の一環として販売したオロナミンCドリンクとポカリスエットを混ぜたドリンク『オロポ』が好評だったので今年も再販を検討し、さらに“涼”をテーマにした食事メニューを提供するなど、ゴルフ場全体で“涼体験”ができるように取り組んでいく予定です」(久保田さん)。
気候変動に伴う温暖化は、年々深刻さの度合いを増しており、気象庁は最高気温40度以上の日を新たに「酷暑日」と呼ぶように決めるなど、今年も記録破りの暑さが予想される。もはや熱中症予防を含めた暑さ対策は待ったなしだ。ゴルフ場運営グループの大手が率先して取り組むことで、クーラーカートはいずれ日本の夏ゴルフのスタンダードになるかもしれない。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月26日号「バック9」より
