ゴルフ場の知名度アップに加えて地域貢献にも繋がる活動を紹介しよう。
画像: 岐阜県にある明智GCひるかわGでは「千秋流いけばな展」が開催された

岐阜県にある明智GCひるかわGでは「千秋流いけばな展」が開催された

先日、岐阜県にある明智GCひるかわGでは「千秋流いけばな展」が開催され、ゴルファーだけでなく、一般客も訪れ、盛会に終わったという。千秋流は「日本いけばな芸術協会」に加盟しており、愛知県に本部を置く華道の流派で、名古屋能楽堂や熱田神宮などで展示実績を持つ。

この催しは2020年から始まっており、きっかけは同Gの会員から「コンペルームを会場として生け花展を行いたい」との要望があったからだという。

「回数を重ねるごとに規模を拡大し、今年はコンペルーム5部屋に加え、フロント前やスタート室までの動線など、クラブハウス内に約70点の生け花を展示しました。プレー客以外にも開放し、お子様を含めて100名ほどの一般入場者がありました」(同G支配人・南端善司さん)

同Gは以前から地元住民にクラブハウスを開放し、コミュニティスペースとして提供することに熱心に取り組んでいる。これまでもフラダンスの発表会や太極拳の会場として利用され、100名規模の忘年会や法要までも行われてきた。さらに、ソメイヨシノが多く植樹されていることから、地元老人ホームの花見会が開催されたこともある。よほどゴルフ場側に熱意がなければできないことだろう。また、同Gは駐車場からコンペルーム、レストランまで階段がなくフラットなので、車椅子の人も多く訪れたという。

「コンペルームの数が多いのでこういった要請には今後も積極的に応えていきたいと思います」と南端さん。

同Gは1989年開場。設計は富澤廣親、クレイグ・スタドラー。東、中、西の27ホールの丘陵コースで、各コースを組み合わせて楽しめる。東8番、西2番のパー3は美しい池越えで、東5番、中6番、西7番のパー4は戦略の妙が詰まっている。

ゴルフ場という“スケール”を生かした活動で、それが地域貢献にもなる一石二鳥作戦。これからのゴルフ場営業の在り方を示唆しているのではないかと思えてくる。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月26日号「バック9」より


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