セルフプレーが増えつつあるなかで、画期的なシステムが開発され話題となっている。
画像: 1人乗りカートを100台以上導入し、このシステムが採用されているホウライCC

1人乗りカートを100台以上導入し、このシステムが採用されているホウライCC

GPSやインターネットを利用したアプリなどを開発する(株)テクノクラフトがカートでのトラブルを未然に防ぐシステムを開発。「ジオフェンス」と呼ばれるこの新機能はどういうものなのか担当者に話を聞いた。

「昨今、猛暑への対策やプレースピードの向上などから、カートでのフェアウェイ乗り入れのニーズが増加しています。しかしそれに伴い、危険地帯への侵入や坂道でのスピード超過といった『危険走行のリスク』と、グリーンやエッジへカートが侵入してしまう『コース保全のリスク』が大きな課題となっていました。こうした課題に対して弊社のカートナビシステム『Marshal Ai』を活用し、カートをシステムによって物理的に制御することで、未然にトラブルを防ぐソリューションを提供したいと考えました」((株)テクノクラフト・ゴルフ事業本部長 松葉健一さん)

このシステムは、ゴルフカートナビのGPS位置情報を利用し、システム側からカートを物理的に制御してゴルフ場管理者が管理画面のマップ上で任意のエリアを設定。危険エリアでの「強制停止」や注意エリアでの「速度制限」を行うことができるという。

強制停止は、崖や池などの進入禁止エリアを設定し、カートが同エリアに進入したと同時に強制停止。停止後はバック走行のみで脱出可能となるように制御する。

また、速度制限はOBなどの進入禁止エリアの手前や下り坂、急カーブなど、スピード超過が危険を伴うエリアを設定しておくことで、カートが進入した際にシステムが自動で安全速度へと減速させる。

事前の注意喚起だけでなく、物理的な減速制御を行うことで大きなトラブルを回避するわけだ。

栃木県のホウライCCでは1人乗りカートを100台以上導入し、このシステムが採用されている。セルフプレーが増える今日。このシステムが頼りになりそうだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月26日号「バック9」より


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