グリーン攻略が鍵を握る
舞台となる「福岡雷山ゴルフ倶楽部」は、トータルが6490ヤードと距離に迫力があるわけではない。しかし縦横無尽にうねるフェアウェイやグリーン、そしてハザードが行く手を阻む。
昨年の各ホールの難易度を確認すると、3日間のトータルで難易度の上位5の中にパー3が3ホールランクインしている。特に最難関だったのが200ヤードの12番ホールだ。距離だけでなく、左の崖のOBやグリーン手前のバンカー、そして奥へと高速に下るグリーンが選手達を苦しめた。他にも3位の4番(186ヤード)、4位の7番(170ヤード)も抑えるべきホールだ。
また大自然の仕掛けだけじゃないのが、同コースの特徴だ。
前回大会では最終日に18番で6メートルのイーグルパットを沈め、優勝を決めた神谷そらは「去年よりもグリーンが硬いので、止められないかな」と話す。
前回大会覇者の神谷そら(写真は26年ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ、撮影/姉崎正)
さらに前週の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で自身初のメジャー優勝を達成した河本結も「先週と似ていてグリーンが硬いコースなので、戦い方を変えずに自分のゴルフをすればいいかな」とグリーンのコンディションについて口にした。

河本結(写真は26年ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ、撮影/姉崎正)
ボールの落とし所を間違えれば、転げ落ちてしまうほどのきついアンジュレーション。そして高さを出して着弾させなければならないグリーンのコンディション。優勝のためには緻密なグリーンマネジメントが要求されるセッティングになっている。
荒木優奈は前週の雪辱に燃える
「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」では、最終日の後半に歯車が噛み合わず、優勝を逃した荒木優奈は、本大会にホステスプロとして挑む。
「調子は良い感じなので、引き続き試合で発揮できれば、良い所にはいけるんじゃないかという自信があるので楽しみです」と意気込みを語った。
前回大会では「72」、「69」、「69」と波に乗り切れなかった。「毎日平均5アンダーずつはいるかなと、去年よりスコアが出ると思います」とコースコンディションから予想した。

荒木優奈(写真は26年ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ、撮影/姉崎正)
そして同コースの特徴を踏まえながら、「今年も伸ばし合いになると思うので、自分のプレースタイルっぽい、やりたいゴルフができるコースではあると思うんですけど、グリーンが硬いので全部ピンデッドに(狙う)という感じでは行かないと思うんですけど、先週よりは割と思い切った、自分らしいゴルフができるんじゃないかと思います」と雪辱を誓った。
さらに先週のドライビングディスタンスでは10位にランクインを果たした。「ドライバーを替えてから飛ぶようになりました」と新たな武器を投入したことを明かし、優勝へのプラス材料も増えた。
ここまでトップ3入りが3回と優勝に届きそうな位置に付けてのフィニッシュを重ねている。あと一歩を本大会で破り、プロ2勝目を飾れるか注目だ。







