ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は「ライに応じた番手の選び方」がテーマです。
画像: ライをしっかり確認して、それに合った番手を選ぶことが肝心だ(写真はイメージ)

ライをしっかり確認して、それに合った番手を選ぶことが肝心だ(写真はイメージ)

番手ごとのヘッドの通り道をイメージする

ゴルフコースでは新緑の色が1日を追うごとに濃くなっていますね。心躍るゴルフシーズンの真っ只中、ラウンドの機会が増えている方も多いのではないでしょうか?

木々や草花とともに、ゴルフコースの芝も成長が早くなる季節ですね。まだ真夏の”剛ラフ”というレベルまではいきませんが、急に芝の抵抗を強く感じたり、逆にボールがフワッと浮いたライにあったりと、芝のコンディションの変化に戸惑う季節でもあります。

今回は「ライの見極めとそれに応じた番手選び」というテーマを考えていきたいと思います。「あるがまま」にプレーするゴルフでは、実に様々なライに遭遇します。ボール1個、いや半個分という紙一重の差でフェアウェイかラフ、ディボット跡に入ったりと明暗が分かれます。

これぞゴルフの醍醐味。自分の責任でそのライに止まったボールを自らが判断して最適なクラブ、打ち方、攻め方を選択し、プレーを進めていく。「6インチプレース」でプレーしていたら味わえない境地です。

私の場合、残り距離を確かめてボールに近づいていく時、まず確認するのは、番手通りの高さが出せるライにあるかどうか、ということです。

例えば、フェアウェイでもボールが沈んでいれば、番手通りの高さを出すことは難しくなります。またたとえボールが浮いていても左足が低い、左足下がりのライではやはりボールは低くなります。

ラフの場合は、より慎重に。ボールに顔を近づけて観察します。ラフの場合はボールの沈み具合、芝の密集具合などによって使えるクラブが大きく制限される可能性が高くなります。

そしてそのライからどの番手を選ぶのが最適なのか、どの番手なら打てるのか。ライを見極めたら、それに応じたクラブを選ぶ。

この判断がどこまできちんと出来るか。自分の腕前、スウィングスピード、その日のクラブセッティングなどなど、様々なファクターを加味した上で判断する。これがスコアを左右する大きなポイントと言えるでしょう。

今回、特にお伝えしたいのは、自分のクラブセッティングの中で、クラブの性能差を考慮した上で、番手を選ぶということです。フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ。それぞれ打ちたい距離によって使い分けるだけでなく、それぞれのカテゴリーのクラブにフィットしやすい状況、ライというものがあるのです。

一番の違いはクラブヘッドの入射角です。一般的に長いクラブほど入射角が緩やかに、短いクラブほど鋭角的にボールに向かっていくことになります。当たり前だと思われるかも知れませんが、クラブ選択の際にこれを意識しておくと、大きなミスが出にくくなります。クラブによって入射角が変わるわけですから、ボールに向かっていくクラブヘッドの通り道が変わってくることになります。

例えばボールの手前に長い芝があったとします。ユーティリティやミドルアイアンを使うと、その芝の影響をモロに受けてしまいますが、ショートアイアンなら、ボールに直接コンタクトする鋭角的な軌道になるため、手前の芝の影響は少なくなります。

また長いクラブを使う場合でも、左足下がりのライなら、自然と入射角が鋭角的に変わることになります。よく言われる「深いラフではウッドでの脱出は難しくてもショートアイアンならなんとかなる」というのは、この入射角の違いによることが大きいと言えます。

もう一つ例を挙げると、左足上がりのライの場合、入射角の緩いウッドやユーティリティのほうがクラブが抜けやすく、ミートしやすいということになります。頭の中にこうした意識を持っておくと、

「ラフは深いけどショートアイアンで打つなら、それほど大きな影響は無いな」「5番ウッドで打ちたいところだけど、少し鋭角に打ったほうがやさしそうだから7番ウッドにしておこう」などと、無理なく効率的な番手選びがしやすくなるのです。

クラブごとの特性を考え、ヘッドの通り道をイメージして番手を選ぶ。少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。


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