真の強さに悪天候は関係なかった
昨シーズン、初優勝と年間女王に輝いた彼女は悪天候に左右されなかった。インスタートの前半、10番、11番、12番はパーとしながらも、ショットの安定感が冴えわたっていた。

スタートホールで堂々とドライバーを振りぬく佐久間朱莉
13番はティーグラウンドからは打ち下ろしのロケーションながら、セカンドは急な打ち上げになるホール。佐久間は第1打をフェアウェイの右サイドへ運んだ。そしてセカンドは左足上がりのシチュエーションで残り90ヤード。50度で打ち上げられたボールはピン側2メートルにつけ、パットを沈めてバーディを取った。
続く14番ホール(パー4)は22年、24年大会で最難度だった袖ヶ浦コースを象徴するホールだ。左側が浅くOBになっている。さらにアップダウンの激しい谷になっているフェアウェイ、そして425ヤードと距離も長い難所だ。

セカンドはかなり打ち上げるホールだ
ティーショットはフェアウェイど真ん中に着弾し、セカンドはグリーン左サイドにオン。距離が残るバーディパットをわずかに外し、パーとなった。フェアウェイキープと確実なグリーンオン、そしてタッチが冴えわたるパッティングと、彼女の強さを象徴するホールだった。
さらにこの後の15番ホールでは5メートル、16番ホールでは4メートルを沈め、連続バーディを奪取。前半ラストの548ヤードの18番(パー5)でもバーディを奪い、ノーボギーの「32」でターンした。
ノーボギーで凌いだ後半
後半は何度もバーディチャンスを作るも惜しいパットが続いた。加えて前半には無かった急な風が吹くなど、自然が猛威を振るった。それでもノーボギーの「36」、トータルで「68」の1位タイでフィニッシュした。
ホールアウト後には「なかなかチャンスが少なくて、風もいきなり逆に吹いたり難しかったんですが、そこはしっかり耐えられたかなと思います」と後半の要所を締められた部分を振り返った。
本来はグリーンが硬く速いコースだが、降りしきる雨でガラッと特徴が変化した。
しかし「月曜日からどんどん遅くなっているイメージがあって、後半はなかなか打てないショートのミスが多かったんですが、しっかり打てた時は入ってくれたので、ラインは合っているかなと思います」と環境にアジャストしていたことも要因だった。
そして「連覇のチャンスがあるのは私だけなので、しっかり狙っていきたいと思います」と力強く意気込みを語り、大会連覇と今シーズン2勝目を虎視眈々と狙っている。
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※2026年5月21日19時13分、一部加筆修正しました。


