昨年ブライソン・デシャンボーが優勝を飾ったLIVゴルフ・コリアが今週おこなわれる。大会に先立ち記者会見に登場したディフェンディングチャンピオンは今季の自分のプレーを自己分析。メジャーで結果が出ていないのは「良いプレーをしなければならないと自分で自分にプレッシャーをかけすぎているから」と語った。

マスターズでカットラインに2打、全米プロでは3打足りず無念の予選敗退に終わったデシャンボー。

メジャー2大会連続予選落ちは17年以来10年ぶり。全米オープンでメジャー初優勝した20年以降、優勝2回、2位が2回、トップ10入り8回と大舞台で好成績が続いていただけに、周囲からは現在のLIVの不確実な状況が影響しているのでは? という声も。

画像: LIVゴルフ・コリアにディフェンディングチャンピオンとして臨むデシャンボー

LIVゴルフ・コリアにディフェンディングチャンピオンとして臨むデシャンボー

「彼ら(サウジアラビアの公共投資基金/PIF)がこんなに早く撤退したことには驚きました。まさかこんなことになるとは。でもそれでいいんです。1つの扉が閉まればまた別の扉が開きます。チームゴルフには理にかなったビジネスプランがあると、皆が楽観的に考えています」

PIFが資金提供を打ち切ることになりリーグが破産申告の準備を進めているという報道もあるが、デシャンボーは自身のスターパワーを駆使して「リーグの資金調達を支援する」と表明した。

「いくつかのアイディアがあって、どれも興味深いものになりそうです。(それを提案して)投資家が気に入ってくれるかどうかを見守ります。実現に向けて全力を尽くしますが、もし現実しなければそれはそれで仕方ありません」

そしていまできることついて「木曜日(初日)の1番ティーに立ったら、フェアウェイの真ん中に美しいドライブショットを打つことだけを考えます」

6月には過去2勝を挙げている全米オープンが、ニューヨークのシネコックヒルズGCで開催される。

「ゴルフは安定しているんです。スウィングの調子に力を入れていて(2023年の)グリーンブライアーで58をマークして優勝したときのように楽に振るスウィングを取り戻したいと思っています」

今年メジャーで苦戦しているのは「それがゴルフというゲーム。マスターズの前はLIVで2大会連続優勝していたしゴルフの調子が悪いわけじゃありません。ただメジャーでいいプレーをしなきゃいけないと自分で自分にプレッシャーをかけすぎていたのだと思います。それが現実。完璧な人間なんていません」。

シネコックヒルズGCを舞台にした全米オープンは2018年以来のことで、その際に優勝したのはブルックス・ケプカ(17年大会に続き、連覇)。優勝スコアは1オーバーでデシャンボーは25位タイだった。

ローリー・マキロイは初日80を叩いて予選落ち。フィル・ミケルソンはコースセッティングに不満を漏らし、抗議のためかグリーン上でまだ動いているボールを打ち2打罰を受けた。彼以外からも「アンフェアなセッティング」という声が多く上がった。

全米プロでは2日目に上がり3連続バーディを奪って意地を見せたデシャンボー。6月18日難コースで開幕するメジャー第3戦のプレーに注目したい。

写真提供/LIVゴルフ

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