PGAツアーは今週伝説のゴルファー、ベン・ホーガンゆかりのテキサス州のコロニアルCCでチャールズ・シュワブチャレンジを開催。大会初日ディフェンディングチャンピオンのベン・グリフィンは2アンダー41位タイと出遅れたが「調子はいいので連覇を目指す」と明日以降の巻き返しを誓った。ところで昨年タータンチェックのウィナーズジャケットとともに手に入れた副賞のランドローバーだが、いま思いもよらぬ状態なのだというが果たして?

昨シーズン、ツアーで唯一のダブルス戦チューリッヒクラシックを制したグリフィンは、今大会で記念すべき個人戦初優勝を飾りブレイクした。

「強豪揃いのフィールドでプレッシャーを感じながら優勝できたことは大きな自信になりました。今シーズンはスロースタートでしたがはじめてマスターズにも出られて調子は上がっています」

画像: ディフェンディングチャンピオンとしてチャールズ・シュワブチャレンジに挑むベン・グリフィン。初日は2アンダー41位タイと出遅れた

ディフェンディングチャンピオンとしてチャールズ・シュワブチャレンジに挑むベン・グリフィン。初日は2アンダー41位タイと出遅れた

彼が昨年手にしたパウダーブルーのランドローバー・ディフェンダーは1992年製の逸品を完全にレストアした世界に1台しかない伝説のSUV。大会中10番ホールにディスプレーされていた車を贈られたときは感無量だった。

ベン・グリフィンが副賞で獲得した1992年製のランドローバー・ディフェンダー【NUCLR GOLF公式X】

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ところが予想だにしなかった展開に。

「あの車にはなかなか興味深い道のりがありました。実は(自宅のある)フロリダに輸送中、トレーラー火災に巻き込まれてしまったのです。全焼は免れましたがチャールズ・シュワブの象徴的カラー=ブルーが真っ黒に姿を変えました」

「それ以来、修復作業に取り組み主催者とPGAのチームが素晴らしい仕事をしてくれて昨年の日曜日コースに飾られていたときのような状態に修復してくれています。まだ乗れていませんが、シーズン中は自分の車を運転することはあまりないので、今度手元にやってくるときには完璧な状態で運転を楽しみたいです」

グリフィンは「本当にクレイジーな出来事でした。誰にもコントロールできなかった」といったあと愛車に名前をつけたことを報告した。

「妻と相談したんです。アシュリーと名付けて呼び名はアッシュ(灰)。ちょっとダジャレのつもりです(笑)」

灰になりかけた車を『アッシュ』と呼ぶところはなかなかのセンス。それにしてもよりによって伝説のSUVが火災に巻き込まるとは。この世は予期せぬ出来事で溢れている。

試合は6アンダー64の首位タイにJ.J.スポーンを含む6人が並び、1打差の7位タイに12人がひしめいている。

日本勢は前日手応えを口にしていた松山英樹が「昨日までほどではなかった」といいながら10番で9メートル、15番で12メートルのロングパットを沈め5バーディ、1ボギーの4アンダー66で回り久常涼とともに19位タイにつけた。

先週好調だった平田憲聖は3アンダー67、32位タイ、中島啓太と金谷拓実は1アンダー69で57位タイからのスタートとなった。

写真/Getty Images

【動画】チャールズ・シュワブチャレンジ初日のハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】

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