ベストスコア「66」を叩き出し首位浮上の都玲華「グリーンがポテチですね」
初日を1オーバーの「73」で終えていた都玲華は、この日8バーディ、2ボギーのベストスコア「66」をマークした。前半(アウトコース)は4番(パー5)、6番(パー4)、7番(パー5)、9番(パー4)でバーディを奪い「32」で折り返す。後半(インコース)も10番(パー4)でバーディを奪うと、12番(パー3)と17番(パー3)でボギーを叩いたものの、13番(パー5)、16番(パー4)、そして最終18番(パー5)をきっちりとバーディで締めくくり、トータル5アンダーで首位タイに躍り出た。

2日目のベストスコア「66」で首位タイに浮上した都玲華(写真は26年ヤマハレディースオープン葛城、撮影/有原裕晶)
ラウンドを振り返り、「ほとんどミスもなく、ショットが安定してたので、そんなにピンチがなかったのと、パットもしっかり決まってくれました」と納得の表情を見せた。ピンチの場面についても「ポロッと奥に行ってしまって、下りの難しいアプローチも2、3回あったんですけど、そこも距離を合わせてしっかりパーセーブできたので、全体的にすごく良かったと思います」と手応えを口にした。
起伏の激しいグリーンについては「グリーンがポテチですね。本当にうねうねしてて」と独特の表現で語りつつ、「でも自分のショットが本当にピンポイントで落とせたら、スーッと寄っていってくれたりとか、そういう面白い印象っていうのも両方あるんですけど、まあ今日はスコアが良かったので、今のところ好きです」と攻略を楽しんでいる様子を見せた。決勝ラウンドに向けては、「結構安全に守りながらバーディー取るところではしっかり取ってっていうメリハリをしっかりしながら頑張りたいです」と冷静にプランを掲げた。
ウー・チャイェンが強風を攻略「グリーンの傾斜が面白い」
初日をイーブンパーの「72」でスタートしたウー・チャイェンも、難コンディションのなかで見事なプレーを展開した。前半10番でボギーを叩くも、17番(パー3)できっちり獲り返してバーディ。後半は2番(パー3)、4番(パー5)、6番(パー4)、7番(パー5)でバーディを量産し、トータル4アンダーの「68」でホールアウトしてスコアを大きく伸ばした。

ウー・チャイェン(写真は26年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)
18ホールの激闘を終えたウーは、「風はとても強くて、コースも結構難しいセッティングでしたが、4アンダーで回れてすごく楽しかったです」と笑顔で語った。今大会の鍵となる起伏の激しい難グリーンについても、「グリーンの傾斜がすごく面白いと思っています」とポジティブに捉えている。「明日もしっかり自分のゴルフに集中して、優勝を目指していきます」と、週末の決勝ラウンドへ向けて力強く意気込んだ。
吉澤柚月、タフなセッティングの中で躍動「前半の貯金」を生かしてトータル-4
初日を2アンダーの「70」で終えていた吉澤柚月も、この日「70」でまとめてトータル4アンダーにスコアを伸ばした。10番ティーからスタートした吉澤は、出だしの10番、11番(パー4)で連続バーディを奪うと、18番(パー5)でもバーディを決め、前半(インコース)を「33」で折り返す。後半(アウトコース)は2番(パー3)、9番(パー4)でボギーを叩いたものの、5番(パー4)でバーディを奪ってスコアをまとめた。

吉澤柚月(写真は26年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)
プレーを振り返り、吉澤は「風も強くてピンポジも難しく、すごくタフな1日だったんですけど、アンダーで回れてすごくホッとしています」と安堵の表情を見せた。インスタートの前半で3つスコアを伸ばしたことについては、「前半で貯金を作れたので、すごくいい流れで1日ゴルフできたのがよかったかなと思います」と語る。
難易度の高いグリーンに対しては、「アンジュレーションが大きいので、乗せるところを間違えてしまったり、逃げてしまうようなコースなのですごく難しいです」と警戒心を口にする。それでも、「今日みたく明日もこのコースと風に負けないように、自分のゴルフができるように頑張ります」と、決勝ラウンドでのさらなる飛躍を誓った。

首位タイの都玲華(中央)、3位タイのウー・チャイエン(右)と吉澤柚月(左)
スティンプメーター10 3/4、ファームネス228という仕上がりのグリーンと、巧みに設計されたアンジュレーション、そして強風が選手たちのマネジメント力を試すグランディ那須白河。2424人のギャラリーが見守った2日目を終え、週末の決勝ラウンド(30日、31日)ではさらに熾烈な戦いが予想される。



