「ヨネックスレディスゴルフトーナメント2026」が6月5日、新潟県のヨネックスカントリークラブ(6483ヤード・パー72)で開幕した。初日は晴れ、気温26.5度、東の風3.5m/sというコンディション。グリーンはスティンプメーター11.5フィート、ファームネス264とハードに仕上げられた。全米女子オープン出場組の佐久間朱莉や菅楓華らが不在のなか、初日は首位から2打差までに32人がひしめく大混戦となった。首位タイには2アンダーで三ヶ島かな、アマチュアの戸髙玲奈(ルネサンス高3)をはじめ、皆吉愛寿香、木戸愛、川岸史果、吉田鈴、福山恵梨の7人が並んでいる。また、1打差の8位タイ(1アンダー)には、前週にプレーオフで敗れたものの「あすみんルール(3位以内の翌週出場権)」で出場を果たした吉澤柚月ら9人が続いている。

アマチュア・戸髙玲奈:プロから学び、堂々の首位タイ発進

画像: 初日2アンダーで首位スタートのアマチュア戸髙玲奈(写真/大会提供)

初日2アンダーで首位スタートのアマチュア戸髙玲奈(写真/大会提供)

アマチュアの戸髙玲奈は3バーディ・1ボギーの「70」をマーク。予選会のマンデートーナメントを「ノーボギーの7アンダー」でトップ通過した勢いそのままに、本戦でも堂々の好スタートを切った。

「今日はドライバーとショットが安定していて、パターも入ってくれました。特に8番ホールでは、下りの3メートルのバーディパットを思い通りのラインで沈められました」と喜んだ。

プロと同組でのラウンドに「アプローチやショットがすごく上手いので勉強になります」と大いに刺激を受けている様子。「テーマは3日間アンダーパーで回ることなので、明日も明後日もできるように頑張りたい」と、さらなる上位進出を誓った。

三ヶ島かな:パット復調で「スッキリ打てる」

画像: 三ヶ島かな(写真は26年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)

三ヶ島かな(写真は26年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)

首位発進を決めた三ヶ島かなは、4バーディ・2ボギーの「70」でラウンド。「めっちゃコロコロ風が変わったんですけど、上手に対応できたかなって感じです」と、気象条件の変化への対応に手応えを見せた。

好スコアの要因は、長年悩んでいたパッティングの復調だ。「パターも替えたし、ボールの置き方も、ラインの読み方も全部変えて」と試行錯誤を重ねた結果、「スッキリ打てるようになったので、『外した、入った』ぐらいの(シンプルな)感じで考えられるようになったのが大きい」と前向きな姿勢を取り戻した。

「最近ちょっと眠れていないので、しっかり寝て、食べて、いいプレーができたら」と、2日目に向けてコンディション調整を鍵に挙げた。

チームヨネックス若手2人、倉林紅&山下心暖:強風の中でのそれぞれの戦い

画像: 左が倉林紅(写真は26年ヤマハレディースオープン葛城、撮影/有原裕晶)、右が山下心暖(26年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)

左が倉林紅(写真は26年ヤマハレディースオープン葛城、撮影/有原裕晶)、右が山下心暖(26年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)

「チームヨネックス」を背負う倉林紅は、4バーディ・3ボギーの「71」で1アンダー発進。前半は「予報より風が強くて流れがつかめなかった」と1バーディ・3ボギー(38)を叩いたが、後半は「自信を持って全て決め打ちしよう」と腹を括ったことでパットが決まり始め、3バーディ・ノーボギー(33)の見事な巻き返しを見せた。「自己評価は100点に近いゴルフでしたが、前半を含めたら70点ぐらい」と振り返りつつ、2日目以降の飛躍を誓う。

一方、山下心暖は風とショットに苦しみ、2バーディ・4ボギーの「74」で2オーバーのスタート。「ちょっと風に対応できなかった」と反省しつつも、「パッティングはしっかり打てていたので継続したい。去年は予選落ちしているので、今年は通りたいです」と前を向き、2日目の巻き返しを狙う。

メルセデスランキング上位陣が不在の中、初日上位には初優勝を目指す顔ぶれも多い。この大混戦から誰が抜け出すのか、国内大会の2日目以降も注目だ。


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