
吉田鈴(左)と政田夢乃(右)がファン待望の初優勝を目指す!
好調の吉田鈴が単独首位へ

最高の位置で2日目を終えた吉田
初日を首位タイで終えたプロ2年目の吉田鈴が、通算7アンダーへとスコアを伸ばし単独首位に躍り出た。前半は4番のバーディ以外はパーとして我慢の展開となったが、後半に入ると14番(174ヤード・パー3)、15番(347ヤード・パー4)での連続バーディを含む4バーディ・ノーボギーの猛チャージ。大混戦から一気に抜け出した。
今季は「富士フイルム・スタジオアリス」での初トップ5入り後、好調を維持。5月の「ブリヂストンレディス」では優勝争いの末に2位となったが、「こういった優勝争いをする頻度を高くすれば、もっともっと優勝に近づける」と前を向いていた。迎えた今大会の2日目。ラウンド後には「スコア以上にいいパッティング、ショットを打ち続けられた。特に14番で入りそうなショットをユーティリティで打てたのが良かった」と確かな手応えを口にした。
待望の初優勝への意識を問われると「あります」とはっきり頷き、「最終日のバックナインは体力的にも技術的にも高いものを求められると思うが、攻めの姿勢を崩さずに行きたい」と闘志を燃やす。周囲の「今年は来る」という期待を背負うなか、最高の位置で最終日を迎える。

今回こそ初優勝なるか⁉
今週は劇的イーグル! 政田夢乃が2位タイへ猛追

レベルアップした政田も初優勝を狙う
5度目の挑戦で成し遂げたプロテスト合格からプロ3年目を迎えている政田夢乃。オフにはトレーニングと食事の量を増やして5キロの増量に成功し、ドライバーの飛距離アップに取り組み底上げを図った。満を持して初優勝へ挑む彼女が、通算4アンダーで2位タイへ急浮上した。
首位と2打差の17位タイから出た2日目、前半は3番、6番とボギーが先行。しかし「13番でバーディを取れたところからしっかり流れに乗ることができた」と、13〜15番の3連続バーディで息を吹き返す。圧巻は最終18番(512ヤード・パー5)。残り20ヤードからの第3打がカップに吸い込まれ、「すごいびっくり」と笑顔のイーグルフィニッシュ。先週のホールインワンに続く勝負強さを見せつけ、「明日はしっかりアウトから調子を上げられるように頑張りたいです」「優勝を目指して頑張ります」と力強く語った。最終日も大勢のファンとともに待望の初優勝へ挑む。

先週はホールインワン、今週はイーグルと、最高潮!26年「リゾートトラスト」(撮影/大澤進二)
小林光希&吉澤柚月も初Vへ好位置で追走

安定感あるプレーを武器に追いかける小林
初日を首位と1打差の1アンダー・8位タイで終えた小林光希と吉澤柚月も、虎視眈々と初優勝を狙う。
プロ4年目の小林は、この日、培ってきたショット力で3バーディ・1ボギーと手堅くスコアを伸ばし、首位の吉田鈴と4打差の7位タイにつけた。昨季は7度のトップ10入りを果たすも優勝には届かなかったが、今季は開幕戦での3位を皮切りに、ここまで全12試合で予選落ちなし。既に5度のトップ10入りと昨季を上回る勢いを見せ、悲願達成へ着実に歩を進めている。

政田と同じ96期生の吉澤も先週に続き好調だ
一方、政田と同期の吉澤は、今季主催者推薦でツアーに参戦中だ。今大会が7試合目の出場となるが、こちらも予選落ちなしと安定感が光る。先週の「リゾートトラストレディス」では、実力者の河本結と初のプレーオフを戦い惜敗。河本に「彼女のいいプレーに引っ張られた」と言わしめる堂々たる戦いぶりで名を広めた。「攻めることの大事さを感じた。他のコースでも攻め切れるようにしたい」と語った吉澤。2日目は3バーディ・2ボギーで13位タイと伸び悩んだが、先週の経験を糧に、今週こそ歓喜の瞬間をたぐり寄せられるか。
撮影/有原裕晶
