井上靖プロが教えてくれた、ウェッジのバウンスを活かしてアプローチするためのコツを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが試してみた!

アウトインに振ればバウンスが効く

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。30ヤード以内のアプローチを打つ機会って結構あるのですが、ザックリしたりトップしたり。意外と難しいんですよね。月刊ゴルフダイジェスト7月号の連載「読者記者がゆく。」にまさにそんなアプローチの悩みを相談されている方がいました。どうすれば上手くアプローチが打てるようになるのでしょうか。記事の内容を試してみました。

画像: 月刊ゴルフダイジェスト2026年7月号で特集されていた「ウェッジのバウンスを活かしてアプローチするコツ」を実践!

月刊ゴルフダイジェスト2026年7月号で特集されていた「ウェッジのバウンスを活かしてアプローチするコツ」を実践!

この記事でお悩みを相談している読者の方は、ヘッドを真っすぐ動かそうとしていることがダフリの原因になっているということでした。そこで、指導をしてくれている井上靖プロは、カット軌道で振ることを勧めています。ターゲットに対してアウトインに振るとウェッジのバウンスが効いてきて、多少ダフったとしても抜けてくれるということなんです。

しかしスクエアに構えたままアウトインにクラブを振ると、ヘッドを大きく外に上げる違和感が強くなってしまいます。またフォローで手元を振る空間が狭くなってしまいます。

そこで足元、腰、胸、すべてを開いてオープンに構え、アドレスに対して真っすぐストロークをすれば、ターゲットに対しては自然とカット軌道で振ることができるようになるんです。これで大きく外にクラブを上げる違和感がなくなるし、手元が通る空間もできるんですね。もちろんこの時フェースはターゲットに向けたままです。

画像: (左)足元、腰、胸、すべてを開いてオープンに構える。(右)アドレスに対して真っすぐストロークすれば、外に上げても違和感なく振れる

(左)足元、腰、胸、すべてを開いてオープンに構える。(右)アドレスに対して真っすぐストロークすれば、外に上げても違和感なく振れる

この感じで早速ボールを打ってみました。今まではオープンに構えても胸はスクエアに構えることが多かったのですが、胸までオープンというのは初めてです。もう体全体が開いているという感覚ですね。そしてその方向に対して真っすぐストロークすると、ターゲットに対しては自然とアウトイン軌道になりますね。無理に外に上げているという感覚はまったくないので、違和感もありません。

ボールを打つと確かにバウンスが滑ってくれる感覚があるので、これなら多少打点が手前になっても滑ってくれそうなのでザックリにもなりにくそう。ボールをカットに打つ感じになるので、スピンもしっかり入ってくれます。ただ思ったよりも少し飛ばない感じがするので、距離感に関しては少し練習しないとダメかもしれません。

そしてダフらないためのもうひとつのポイントが右ひざ。ダフるという現象はそもそも自分の体と地面の距離が近づいてしまって起こることがほとんどだそうで、その原因の多くは右ひざの曲げすぎによるものだそうです。ストローク中に右ひざの長さが変わるとザックリしやすいということなんですね。

画像: ストローク中に右ひざの長さが変わるとザックリしやすい

ストローク中に右ひざの長さが変わるとザックリしやすい

そこで右ひざを伸ばしたまま打つというドリルが紹介されていましたので、やってみました。

特に普段右ひざを曲げ伸ばししているという感覚はないのですが、このドリルをやってみると、少し上下や左右に右ひざが動いているかもという感じがしました。右ひざを伸ばしたままボールを打つと確かに上下動がなくなるので打点が安定しますね。なので、ダフるという確率もかなり低くなります。ふところも広くなる感じがあるので、手の通り道も広くなると思いました。これは本番の時にも意識するといいかもしれません。

画像: 右ひざを伸ばしたまま打つと上下動がなくなり打点が安定する

右ひざを伸ばしたまま打つと上下動がなくなり打点が安定する

そしてドリルがもうひとつ。右足を1歩引いた状態で打つというドリルです。インパクトで体重が右に残ってしまうというのもダフリの原因。なので右足を引き、左足1本で打つと、左足体重で打てるようになるということなんですね。

画像: 右足を1歩引いた状態で打つと、インパクトで体重が右に残らないので、左足体重で打つことができる

右足を1歩引いた状態で打つと、インパクトで体重が右に残らないので、左足体重で打つことができる

これもやってみましたが、これはかなりいいです! 右足をつま先立ちくらいにして、一度も右に体重がかからないようにして打つとダウンブロー気味の軌道で、しっかりとボールをクリーンにとらえられます。カツっといい音がして、綺麗にインパクトできるんですよ。これはドリルとしてもとてもいいと思いますが、ラウンドの時もこの打ち方をしてもいいんじゃないかと思いました。これはぜひやってみて欲しいですね。

今回、アプローチでのザックリやトップにならない打ち方というのをやってみましたが、アウトサイドインに振るというのはかなり効果があると思いました。アドレスで体全体を開いて、あとはスタンスなりに振るだけという非常にシンプルなものなので、難しくもないし。バウンスが滑るという感覚が分からない人にもこの打ち方はとてもいいと思いました。ただボールを右足寄りに置きすぎるとリーディングエッジが刺さる可能性があるので、そこは注意が必要だと思います。アプローチでのミスに悩んでいる人は、右足を1歩引く打ち方と合わせて、ぜひ試してみてください。

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