連載111回目は、長野県長野市にある「R-ONE GOLF」の北澤亮一さんがおすすめする1本をご紹介。今回は、DOCUS(ドゥーカス)の「REVOLUTION 2」ドライバーと、フジクラの「スピーダー NX バイオレット」の組み合わせを推奨してくれた。
北澤さんが特徴を語る
「日々フィッティングを行っていると、『つかまえようとすると球が散らばる』『ヘッドスピードを上げたいけれど、ミート率が落ちるのが怖い』という悩みをよく耳にします。そんなゴルファーにぜひ試していただきたいのが、DOCUS『REVOLUTION 2』ドライバーとフジクラ『スピーダー NX バイオレット』の組み合わせです。
『REVOLUTION 2』の真髄は、ヒール側のタングステンラバーによる“ほどよいつかまり”だけではありません。最大の特長はDOCUS独自の『クワトロH構造』です。あえてボディ剛性を極限まで高め、フェースのみを効果的にたわませることで、インパクトのエネルギーを逃さず圧倒的なボール初速を生み出します。
さらに、ソールの『スピンコントロールポケット』が過度な吹き上がりを抑え、飛距離に直結する約2000回転の適正スピンをオートマチックに作り出します。プレーヤーが小細工しなくても、自然なターンと分厚いインパクトで、重く強い球が打てる設計なのです」

DOCUS「REVOLUTION 2」ドライバーとフジクラ「スピーダー NX バイオレット」の組み合わせ
「そして、このヘッドの推進力をさらに引き上げるのが『スピーダー NX バイオレット』です。スウィング中の無駄な動きを抑え、自然とヘッドが走る感覚が味わえるはずです。大型ヘッド特有の当たり負けやブレを見事に防ぎ、中調子らしい素直な振り心地でありながら、ボールを力強く前へと押し出してくれます。
『ヘッドで球をしっかりつかまえ、シャフトでスピードを出しつつ挙動を整える』という明確な役割分担により、プレッシャーのかかる場面でも左への巻き込みや右へのすっぽ抜けを防ぎ、高い直進性を約束してくれます。どんなに優れたパーツも、自身のスウィングやパワーに合っていなければ意味がありません。このセッティングがもたらす“つかまりと低スピンの強弾道”を、ぜひ一度実感してほしいですね」
堀越プロに印象を聞いた
「今回試打するDOCUS『REVOLUTION 2』は、455ccのヘッドにカーボンクラウンを採用し、ヒール側にはタングステンラバーを配置しています。これにより、低重心化と適度なつかまりを両立しているとのこと。しっかりつかまることでスピン量が減り、強弾道を狙える意欲的な設計です。
組み合わせるシャフトは、フジクラ『スピーダー NX バイオレット』。新技術の『DHX』に加え、初代NXと比べて先端・手元のねじり剛性を約10%高めた『VARIABLE TORQUE CORE』を搭載し、高初速・高弾道・振りやすさをとことん追求したモデルです。『つかまる強弾道ヘッド』と『走り感のある高初速シャフト』の融合で、どのような結果が出るのか非常に楽しみです」

試打者/ほりこし・よしかず。試打経験に裏打ちされた豊富な知識と確かな試打技量で、大手メーカーのシャフトやヘッドの開発にも携わる。キング・オブ・試打。クレアゴルフフィールド所属
実際に試打を開始!
「今回は装着されているシャフトが『40S』だったため、普段のヘッドスピード(42m/s程度)ではなく、スペックに合わせてあえて40m/sに落として検証を行いました」と堀越プロ。
※ヘッドスピード40m/sでの試打データ
●キャリー/206.7Y
●総飛距離/235.7Y
●ボール初速/60.3m/s
●打ち出し角/13.5度
●スピン量/2207rpm
「特筆すべきは、右へのミスを消してくれる安心感と、力強く飛んでいく強弾道です。ヘッドの適度なつかまりが、スライスや右への抜けを見事に防いでくれます。さらに、カーボンクラウンによる低重心化と『スピンコントロールポケット』の恩恵でバックスピンが最適化されるため、キャリーだけでなくランもしっかり稼げます。
そして、『スピーダー NX バイオレット』がそのヘッド特性をさらに引き上げていますね。新技術『DHX』による鋭い走り感でヘッドスピードが上がりやすく、同時に先端と手元の剛性が高められているため、インパクト時の当たり負けやヘッドのブレが一切ありません。シャフトのしなり戻りがボールを力強く押し出し、高初速で安定したショットを実現してくれます」
総評

弾道調整のウェイトポートが3カ所あり、調整幅の広さがうかがえる
「『REVOLUTION 2』と『スピーダー NX バイオレット』の組み合わせは、右へのミスを抑えつつ、しっかりと飛距離を稼ぎたいプレーヤーにとって非常に有効な選択肢です。
ヘッドとシャフトの双方が『つかまり』と『初速』を強力にアシストしてくれるため、今回のHS40m/sでの試打データが示す通り、無理に振り回す必要がありません。『余裕をもって、前に強く飛ばせる』という確かな恩恵を感じられるはずです。
ただし、シャフト自体が高弾道を生み出しやすい特性を持つため、元々スピン量が多い方や球が吹き上がりやすい方は、重量帯やフレックスを慎重に見極める必要があります。その点、このヘッドには可変ロフト(9.5度 / 10.5度)とウェイト調整機能が備わっており、弾道を細かくチューニングできるのは大きな強みです。最新テクノロジーが凝縮されたこのセッティングで、ぜひ『圧倒的なつかまりと強弾道』を体感してみてください」
R-ONE GOLF
今回紹介した北澤さんの過去記事はこちら !
設計士とこだわって作り上げた西海岸風の店内は、店主の性格と相まって一息つけるような空間となっている。ゴルフや仕事に悩んだときに是非訪れてほしい。
住所/長野県長野市中御所町4丁目4-1
営業時間/11時~19時(定休日:不定休)
電話番号/026-217-7589
THANKS/クレアゴルフフィールド




