
いしかわ・りょう/1991年9月生まれ。埼玉県出身。2007年、杉並学院高校在学時にマンシングウェアKSBカップでアマ優勝、翌年プロ転向。通算20勝。再びPGAツアー参戦を目標に今年から米下部ツアーに出場中

やさしめの大きなヘッド形状を持つ前作の「X」から、今作は「♦♦♦(トリプルダイヤモンド)」に回帰。シャフトはスウィングのタイミングを重視し、あえてフレックスXではなく「S」を選択している
ドライバーは、キャロウェイの最新モデル「クアンタム ♦♦♦」のロフト9度を投入。
「前モデルのエリートでは、自然に球がつかまる『X』を使っていましたが、今回は『♦♦♦』を選びました。毎年、新作が出るたびにテストを実施していますが、つかまり感と弾道、そして操作性のバランスが非常に良く、総合的な仕上がりのクオリティを重視しての選択です。全体的に前作よりやさしくなった印象で、打感や音のソリッドさはさらに良くなったと感じています」(石川、以下同)

クアンタムMINIはティーショットだけでなく、地面からでも使用。3Wはパラダイム AiスモークMAXを長く愛用
今年はコースセッティングによって、11.5度のミニドライバー「クアンタム MINI」も強力な武器としてバッグに入れている。
「狭いホールのティーショットにドライバー以外のクラブを使うこともありますが、このミニドライバーは3Wよりも左に巻く球(チーピン)が出にくく、ミスショットをしても十分なキャリーを稼いでくれます」
シャフトには「ツアーAD GC」の60グラム台、フレックスSを装着している。
通常のFW(3W)には、今年も引き続き「パラダイム Aiスモーク MAX」を長く愛用。球がつかまりやすく、高弾道が打ちやすい「Aiスモーク MAX」と、初速性能に優れた「クアンタム MINI」のどちらかを、コースの仕上がりやコンディションによってその時々で選択している。

UTも継続使用で、2022年モデルのAPEX UWの3Uと、昨年発売の同モデルの5U
ユーティリティは2022年モデルの「APEX UW」3Uと、2025年モデルの「APEX UW」5Uを継続使用。元々はユーティリティに強い苦手意識を持っていた石川だが、このUWに関しては「弾道の縦横のブレが極めて小さくなった」とお気に入りで、今や手放せない存在となっている。

「綺麗な顔つきで、小ぶりなヘッドが好み」と、ストレートネックのマッスルバックを使用。アイアン型UTのAPEX UTは、上がりやすさと操作性の良さを評価
さらに今年からは、18度の「APEX UT アイアン」も選択肢に加わった。
「狭いホールや風が強いときの対策としてバッグに入れるのが、このUTアイアンです。球がしっかり上がってくれる安心感がありながら、弾道の高低をライン出しするようにコントロールしやすい点が気に入っています」
アイアンは5I〜9Iで、マッスルバックのAPEX MB。

46・60度のXフォージドウェッジは、抜けが良く米国の芝と相性が良いと、テスト後即バッグイン
ウェッジはこれまで通り、46度(PW)、52度、56度、60度の4本態勢だ。しかし今年から46度と60度は「Xフォージド ウェッジ」、52度と56度は「オーパス ウェッジ」という新しい組み合わせを試みている。今年から投入した「Xフォージド」は、海外特有の粘り強い芝に対応するためだ。テスト時のソリッドな抜けの良さに惚れ込み、即座にバッグインを決めた。

パターは、オデッセイ プロタイプ PT 09 ix。元々のエースパターに戻した
パターは、かつて数々の栄光を共にしてきたエースパター「オデッセイ プロタイプ PT 09 ix」に戻した。ここ数年は定期的にパターをスイッチしていたが、原点に立ち返る形だ。「改めて、この削り出しのフィーリングの良さと、自分の感性が一致することを確認できた」と、抜群のタッチを取り戻している。
石川遼の最新クラブセッティングの詳細
1W/キャロウェイ クアンタム ♦♦♦(9度)・グラファイトデザイン ツアーAD GC(6S)
1W/キャロウェイ クアンタム MINI(11.5度)・グラファイトデザイン ツアーAD GC(6S)
3W/キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX(15度)・グラファイトデザイン ツアーAD GC(7X)
3U/キャロウェイ APEX UT アイアン(18度)・グラファイトデザイン ツアーAD DI HY(95X)
3U・5U/キャロウェイ APEX UW(19度・23度)・グラファイトデザイン ツアーAD UB(8X・9X)
5I~9I/キャロウェイ APEX MB 23 アイアン・N.S.プロ モーダス³システム3 プロト(S)
PW/キャロウェイ Xフォージド ウェッジ(46度)・N.S.プロ モーダス³システム3 プロト(S)
AW・SW/キャロウェイ オーパスSPウェッジ(52度・56度)・N.S.プロ モーダス³システム3 プロト(S)
LW/キャロウェイ Xフォージド ウェッジ(60度)・ダイナミックゴールド ツアーイシュー(X100)
PT/オデッセイ プロタイプ PT 09 ix
※スペックは編集部調べ
※プロはクラブを頻繁に替えるため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります
※練習日のため16本
撮影/中日クラウンズ2026(名古屋GC和合C)
PHOTO/Tadashi Anezaki





