
2024年に学生最高峰のタイトル「ベン・ホーガン賞」、「フレッド・ハスキンズ賞」、「ジャック・ニクラス賞」などを受賞
オーバーン大3年のジャクソン・コイブンは直近の9試合で6勝を挙げ、25-26シーズンの平均ストローク67.9という驚異の数字を叩き出した。大学1年ですでにジャック・ニクラスアワードを含む主要アワード4部門を制覇した初の選手となり、この3年間で数々の記録を更新してきた。
昨年はPGAツアー7試合に出場し、3試合連続トップ6入りするなど実力はプロ並み。卒業を待たずPGAツアーへの道を開くPGAツアーユニバーシティ・アクセラレイテッドプログラムで十分なポイントを獲得しており、今すぐプロに転向してもツアーにフル参戦する資格を持っている。
となると、進級する可能性は極めて低いと思われるが……。
しかし5月に21歳になったばかりの彼は今後の計画をまだ公にしていない。オーバーン大学のコーチ、ニック・クリナード氏も米ゴルフダイジェスト誌に対して「最終的な決定はまだ」と言い、3年生として最後に挑むビッグイベント、NCAA選手権でも「プロ転向に関して語るつもりはない」と述べている。
「コイブンは私が25年間指導してきたなかで最も優れた選手です。前向きで楽観的。何か良いことが起きると常に信じているタイプです」
25年の世界アマチュアランク1位の資格で今年の全米&全英オープンの出場権を持っているが、その資格を行使するにはアマチュアのステータスを維持しなければならない。それもあり全米オープンにはアマチュアとして出場する見方が強い。その直後にプロ転向というのが全米のメディアが想定するシナリオだ。全米オープンの翌週に開催されるトラベラーズ選手権はシグネチャーイベントなので出場権はないが、将来のスター候補のプロデビュー戦となればスポンサー推薦での出場の可能性が高まる。
本人はプロ入りを急いでいるわけではないが周囲は彼を放っておかないだろう。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年6月23日号「バック9」より
