6月11日(木)から6月14日(日)まで兵庫県「六甲国際ゴルフ倶楽部」で開催されている「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2026」。初日から繰り広げられていたトップ争いは、2日目に入るとさらに熾烈な展開になった。それは韓国から参戦しているアマチュアのソア・キムと、全米女子オープンから帰国した桑木志帆のデッドヒートだ。

崩れない安定感を見せた

日本ツアー初出場ながら、初日にボギーフリーの「63」という離れ業をやってのけたソア・キム。持ち前の飛距離をいかんなく発揮し、初日は平均で265.5Yと十分なインパクトだったにもかかわらず、2日目はさらに伸ばし269.0Yとさらにかっ飛ばした。

「ティーショットは昨日と変わらず、すごくよかったです。16番のすごい長いパットを決めたのがよかったです」と、連日のビッグドライブに加えて、パッティングにも収穫があった。

ソア・キム(写真/Getty Images)

一方で「自分の中であまり納得いったプレーをできたわけではないんですけど、戻ってくることができてよかったです」と少々物足りなさを口にした。インスタートの前半はボギーフリーの2アンダーで折り返すものの、後半は2番で今大会初のボギーを叩いた。しかし6番、7番と連続バーディでリズムを戻し、「69」でホールアウトした。

優勝争いに加わっているが「すごく今のポジションは自分の中で嬉しいですが、あと2日あるので、集中力を切らさずにあと2日プレーしたいです。あんまり特別なことはせずに、第1ラウンド、第2ラウンドと同様に、自分のプレーをして楽しみたいです」と、冷静に明日以降の意気込みを語った。

まだゴルフを始めて4年目というキャリアながら、異国の舞台で堂々たるプレーを披露し日本のゴルフファンを虜にしているソア・キム。最後に「自分はすごくアグレッシブにプレーするので、攻撃的なプレースタイルを見て欲しいです」と締めた。

トップの桑木と3打差の2位と肉薄している韓国のニューヒロインのプレーに注目だ。

さらなる高みを目指して決勝へ挑む

全米女子オープンから帰国し、調整の不安を口にしていた桑木志帆だったが、初日は圧巻のボギーフリーの「64」。この大きな流れを2日目も絶やすことはなかった。

前半の4番から8番まで5連続バーディ。9番ではボギーを叩くも「32」で折り返した。後半はボギーフリーの「33」、あわせて「65」と圧倒的なプレーを見せ単独1位に立った。

画像: 桑木志帆(写真は26年Sky RKBレディスクラシック、撮影/岡沢裕行)

桑木志帆(写真は26年Sky RKBレディスクラシック、撮影/岡沢裕行)

連日のハイパフォーマンスの要因は「昨日に引き続き、ショットもすごい調子がいいです。短い番手でもしっかりピンを狙っていけて、それがピンに絡んでくれているのでプレーがしやすいです」と分析した。プロアマの時はアイアンの距離感がズレていたと話していたが、見事に2日間で修正した。

明日に向けて「スコアを気にせずに1からのスタートだと思って、昨日今日のようなプレーができるように頑張りたいです」と、意気込みを話した。

今年は「Sky RKBレディスクラシック」で優勝を飾り、2024年以来の複数回優勝へ向けて視界良好だ。さらに自身2度目となる「全米女子オープン」で14位タイと飛躍を遂げている。加えて本大会で2位以内に入れば「AIG女子オープン(全英女子)」に出場できる。

桑木にとって、さらなるステップアップの駆け足となる戦いになりそうだ。


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