
2日目単独トップをキープした廣吉優梨菜
今大会初めて北海道でプレーする廣吉は、午後スタートで強風に耐える前半となった。インスタートのなか「短い番手で打てるところでなんとかバーディが取れた」と前半をイーブンで折り返すと、風が弱まった後半に順調にスコアを伸ばした。「3日目、4日目をすごく良い位置で回りたいなっていうのは単純にうれしいです」と笑顔を見せる。北海道の洋芝については、「昨日は30、40、50ヤードのアプローチが思ったより強く入ってしまったので、今朝はアプローチ練習をしてから入りました」としっかり対策している。

「ゆりなちこ」の廣吉、「あんちゃん」の岩永杏奈、「あいちゃん」の後藤あい(写真/JGA提供)
さらに「ティーショットがラフに入るとキツいので」とドライバーのスウィングリズムを修正し、好スコアにつなげた。明日以降に向けても「4日目を良い位置で迎えられるように、明日もしっかり頑張りたい」と気を引き締める。一緒に上位を争う後藤と岩永とは、普段から後藤を「あいちゃん」、岩永を「あんちゃん」と呼ぶ仲良しだ。逆に2人からは、自身のインスタグラムのアカウント名に由来する「ちこ」や「ゆりなちこ」と呼ばれているという。
通算5アンダーの3位につける後藤は、今日のプレーについて「パターが入らなかったなという感じです。1ピン以内のバーディパットをもうちょっと入れたかった」と悔しさものぞかせる。しかし、「アプローチに自信がついてきたので、グリーンを外してもバーディチャンスにつく想定で」と、パー5では果敢に直ドラで2オンを狙う攻めのゴルフを展開。前週に青木瀬令奈のキャディを務めたことで「シンプルなアプローチのイメージが出やすくなった」と、ショートゲームの向上も上位進出を支えている。「順位とかよりも自分との戦い」と、明日以降もアンダーパーを目指す。
一方の岩永は出だしで連続バーディを奪う好発進を見せたものの、その後は「先週から出ている右ペラのショットが出てバンカーで目玉になったり、もったいないミスが多かった」と課題を残した。それでも終盤はショットが安定し、上位に踏みとどまった。廣吉や後藤を追いかける展開となったが、「追われるよりは追いかけるほうが好き。まだ1位に立っていないだけ、逆にいいかな」と何度も逆転で優勝している経験から得意の逆転Vを狙う。
仲良しでありながら良きライバルでもある3人が、残り2日間の優勝争いをさらに熱くする。



