
写真中央の3人、廣吉優梨菜、岩永杏奈、後藤あいの日本代表が8度目の優勝を飾った(写真提供/JGA)
同大会の正式名称は「クイーンシリキットカップ アジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」という女子アマチュアの国・地域対抗戦。アジア太平洋地区唯一で最大級の女子アマチュアチーム戦として位置付けられている。創設は1979年。タイ女子アマチュア協会が主催し、アジア太平洋地域の各国・地域が女子アマチュア代表(原則3名)を送り込む形式で行われている。大会名の「クイーンシリキット」はタイのシリキット王妃に由来。
今年の大会はインドネシアのセンツールハイランドGCで行われ、日本チームが通算33アンダーで韓国を1打差で振り切り、2022大会以来となる8度目の優勝を飾った。
出場は13カ国で、韓国が2位(32アンダー)、3位が香港(19アンダー)だった。日本からは廣吉優梨菜、岩永杏奈、後藤あいが出場。
2位の韓国に4打差、3位の香港には7打差をつけて首位で最終日をスタートした日本チーム。1番手でスタートした廣吉は2番から3連続バーディを奪取するなど6アンダーをマークして勢いをもたらす。2番手の岩永は前日パットが決まらず苦戦したが、その憂さを晴らすように後半2つスコアを伸ばしてこの日3アンダー。最終組の後藤は、キム・ギュビンの猛追でチームスコア1打差まで急迫されるも、最終ホールをパーでしのぎ4アンダーでプレーを終え、1打差で逃げ切った。
個人戦では後藤あいと韓国のキム・ギュビンが14アンダーで並び、プレーオフの末、2ホール目にチップインバーディを決めたキムが優勝。後藤が2位、3位は2打差で岩永、4位に3打差で廣吉と日本勢が好成績を残した。
同大会への日本の関心は高く、JGA(日本ゴルフ協会)女子ナショナルチーム強化の重要な舞台となっている。同大会は世界へ羽ばたく登竜門となっていて、過去にはオーストラリアのカリー・ウェブなどが出場した。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年6月9日号「バック9」より

