
3日目67をマークして一気にトップの廣吉優梨菜に追いついた岩永杏奈(撮影/姉崎正)
3日目、岩永は5バーディ、ノーボギーの「67」をマークした。3番でセカンドショットを1.5メートルにつけてバーディ。5番のパー5は「グリーンを狙ったショットが左奥のカラーにいって、すごい下りの、もう外したらグリーン出ちゃうぐらいの強さだったんですけど、それがガシャンって入って」と奪取。9番で3、4メートルを沈めると、後半も11番のサードショットを1.5メートルにつけ、12番は「ティーショットを左に曲げて池に入りそうでギリギリ耐えて、10メートルぐらいショートしたんですけど、それが入ってくれて」とスコアを伸ばした。
「全体にショットが安定してて、前半は、9ホール中も8ホールぐらいバーディチャンスについてました。後半はそこまでチャンスは少なかったんですけど、ちょっと長いのが入ったり、ラッキーで入ったりがあって、結果5アンダーで上がれたのは良かったかなと思います」と一時は廣吉を抜いて単独トップに躍り出たラウンドを振り返る。
好調なショットが光った一方で、「1、2メートルのバーディパットを3回ぐらい外してるので、そこはだいぶもったいないなっていう……」と悔しさも口にする。
一時10アンダーまで伸ばしていた廣吉との差を詰めるべく、「伸ばさないと追いつけないので、もう今日は攻めてました、自分的に守らずにです」と攻めのゴルフを貫いた。
「1打1打集中して、普段はバーディ獲ったあとにボギー打っちゃうことが結構多いんですけど、気を抜かずに回ること意識してやりました」
23年日本ジュニアと24年日本女子オープンローアマに次ぐ日本タイトルに向けては、「今年一番優勝したいと思っている試合なので……。去年は初日、2日目の出遅れで1打足りなくて落ちてしまったので。今年は上にいけて良かったです。ちょっと初日出遅れてしまったんですけど、なんとか今日ちょっと巻き返せたかな」と意気込む。

72のパープレーで首位をキープした廣吉(撮影/姉崎正)
一方、首位をキープした廣吉は5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの72のラウンド。スタート2ホールで連続バーディを奪いながらも後半でスコアを崩した。
「前半はすごいパンパンってバーディ獲れて、いい感じのまま回って、後半入って、ちょっとティーショットが曲がっちゃったところで」と振り返る。11番でボギー、14番は右のブッシュに入れてダブルボギー。「16番は流れ悪くてそのままスリーパットしちゃって」と苦しんだが、上がり2ホールで意地を見せた。
「17番はドローヒッターなんで景色的にちょっと打ちにくいんです。いつもだったら刻んでたんですけど、バーディ欲しいなと思って打ちました。セカンドをグリーンまで突っ込もうと思って打ったのが、20ヤードのアプローチぐらいで、寄せてバーディです。18番も奥5メートルぐらいから入って」と、連続バーディでスコアを戻した。
「(17番、18番ともに)パーだったら最終組で回れてないと思うんで、なんとか4日目最終組で回るのを目標にしてたんで、良かったです」と安堵、「『昨日良くなったかな』と思ったんですけど、ミスが全部左なので」とティーショットの左へのミスを明日への修正ポイントに挙げる。
最終組で岩永と対決する。
「やっぱあんなちゃん(岩永)もみんな、上位に来て(気分的に)乗っていることが分かっているので、より一層気を引き締めて(自分も頑張って)いけると思います」と語り、負けないぞという気持ちを聞かれると「そうですね、空回りしないように気を付けたいです」と前を向く。
5月にインドネシアで開催されたクイーンシリキットで団体優勝した日本代表同士。ライバルであり仲のいい2人が3つ目の日本タイトルをかけて最終組で直接対決する。



