
いわい・ちさと/2002年7月生まれ。埼玉県出身。武蔵丘短期大学出身。8歳から双子の姉の明愛とゴルフを始め、埼玉栄高校へ進学しゴルフに専念。2021年プロテスト合格(JLPGA93期)。22年NEC軽井沢72で初優勝。昨年から参戦する米女子ツアーでも勝利を挙げ、国内と米国合わせて通算8勝

操作性の高いタイプSと先調子でつかまりやすく、球が上がりやすいレクシスカイザLの組み合わせでスタッツ向上。先調子系のシャフトだが、ねじれが少ないモデル
ドライバーは、やや小ぶりなヘッドで千怜が選んだマゼンタカラーのヨネックス『EZONE GT タイプS』の9度。
「好きな色がピンクなので、構えた時にヘッドがピンクだとテンションが上がります。加えて、フェースが黒い分、コントラストがはっきりして、なおさら構えやすいです」とは使い始め当初のコメント。
このドライバーとともに米ツアーに渡り、国内時代よりも平均飛距離を11ヤードアップさせ、フェアウェイキープ率は77%超えの高水準をキープする。千怜のドライバーが飛んで曲がらないのは、ヘッドの恩恵はもちろん、装着シャフトの影響も大きい。
「しなり戻りのタイミングが自分のリズムに合っていて、とても振り抜きやすいんです。いつものスイングをすることに集中していれば、飛距離が出てくれるし、再現性も高い。理想通りのドローが打ちやすいです」
先調子の『レクシス カイザ L』は50グラム台のフレックスSを挿している。

ロフト14.5度の3Wと、18度の5W。飛距離性能もさることながら、「ラフや雨で濡れたシチュエーションでもいつもと変わりなく飛びます」と本人
FWは3Wと5Wの『EZONE GT FW』。
「打感が気に入っていて、飛距離もしっかり出てくれます。構えた顔も引き締まっていて、どういう球を打っていくかのイメージを持ちやすいです」
シャフトは3Wも5Wもドライバーと同じ重量、フレックスだが、チップカット(先端を切って詰める)を施し、振り心地を調整している。

ロフト20・22度の飛び系アイアンと鍛造キャビティのセットをコンボ。シャフトはウッド系と同様に先調子系で球を拾いやすいが、しっかり感も兼ね備えるモデルで「ラフから打ってもシャフトが負けないです」と信頼を寄せる
セッティング全体の特徴は、UTがないこと。代わりにディスタンス系アイアンの『EZONE GT』の5Iと6Iを入れて、フォージドアイアンの『EZONE CB511』(5I~PW)につなげる。毎週、練習日にすべてのアイアンをバッグに入れ、会場ごとにコンボセットの組み合わせを変えている。

ウェッジは50・54・58度で、ヨネックスの最新ウェッジEZONE W301
ウェッジは50・54・58度の3本。今年発売のニューモデルで、全面スコアラインのフェースが特徴。ウェッジはスチールシャフトを挿している。

アライメントラインを大好きな薄紅色に塗り、構えやすさを演出。2024年から継続使用、今後も長く使いそうだ
パターは、オデッセイ『ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5 CS』。市販モデルはヘッド全体が黒いが、ピンク色好きな千怜らしく、アライメントラインの帯を薄紅色にカスタマイズしている。

ボールはスリクソンZスターXV。飛距離性能を評価して使用している
岩井千怜の最新クラブセッティングの詳細
1W/ヨネックス EZONE GT タイプS (9度)・レクシス カイザ L(5S)
3W/ヨネックス EZONE GT FW (14.5度)・レクシス カイザ L (5S)
5W/ヨネックス EZONE GT FW (18度)・レクシス カイザ L (5S)
5I・6I/ヨネックス EZONE GT アイアン (20・22度)・レクシス カイザ i (8S)
5I~PW/ヨネックス EZONE CB511 フォージドアイアン・レクシスカイザ i (8S)
GW・AW・SW/ヨネックス EZONE W301ウェッジ (50・54・58度)・N.S.プロ950GH(S)
PT/オデッセイ ホワイト・ホット ブラックシリーズ ♯5CS
ボール/スリクソン Zスター XV
※スペックは編集部調べ(6月9日時点のもの)
※プロはクラブを頻繁に替えるため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります
※練習日のため15本
PHOTO/Tadashi Anezaki





