今回ピックアップするのは森山友貴選手です。ネバダ大学ラスベガス校で腕を磨き、日本に帰ってきた逆輸入選手。165センチと小柄ながらパンチ力があり、小気味良いゴルフが持ち味です。ただ、プロ転向後は環境の違いやレベルの差、自分に足りないものに直面。そこに怪我も加わったことで、本来の力を発揮できていません。それでも、日本の環境には十分慣れてきたと話しているだけに、あとは自信を積み重ねるだけの注目選手です。
画像: Yuki-Moriyama 2001年生まれの24歳。2024年にツアープレーヤー転向を果たす。神奈川県横浜市出身ですが、高校から渡米。

Yuki-Moriyama 2001年生まれの24歳。2024年にツアープレーヤー転向を果たす。神奈川県横浜市出身ですが、高校から渡米。

GD ゴルフを始めたのは何歳ですか?

森山 3歳の時に父親に勧められて。

GD 当時からお父さんはプロゴルファーにさせたかったんですか?

森山 いや、そんな気持ちはなかったと思います。父自身がかなりゴルフが好きで競技なんかも出ていたので、それについて行っていた感じです。それで「僕もやってみたい」と興味が出たのはきっかけだったと思います。

GD プロゴルファーを目指し始めた時期を教えてください。

森山 最初はそんな気持ちはなくて、ただ単にゴルフが好きで続けていた感じです。でも、ジュニアの試合に出るようになって、徐々に結果が出るようになってきたら、どんどん面白くなってのめり込んでいった感じだったと思います。その頃は片山晋呉さんとか、池田勇太さんらが、今もツアーで活躍はしていますがバリバリの時期で、それを見て憧れていたのを覚えています。

GD 確か太平洋クラブのクラチャンにもなっていますよね?

森山 はい。父親がメンバーで、今はわかりませんが当時は家族メンバーというのがなかったので僕も6歳か7歳からメンバーにさせてもらっていました。それで太平洋マスターズなんかもよく見にいっていました。あの頃はリー・ウエストウッドなんかもきていて夢中で見ていました。クラチャンは大学の2年と3年の時に連覇しています。

GD 高校から渡米していますが、そのきっかけは?

森山 中学は地元横浜にある桐蔭学園中学校で、高校からアメリカに。きっかけは世界ジュニアとかに出させてもらっていた時に、向こうの大学のシステムを知って、それで向こうでやりたいと思うようになって。

GD 大学の卒業年に日本のQTを受けた感じですね。

森山 向こうの大学は卒業が5月なので、その後に受けました。その前にPGAツアーアメリカズにもQTを受けて参戦していました。

GD 向こうでゴルフをそのままやる選択肢はなかった?

森山 そうですね。気持ち的に日本からやりたいと思っていたので、その選択をしました。もちろん簡単なことではないですが、プロに入って洗礼というか自分に足らないレベルの差を痛感しています。将来的にはアメリカでという思いはもちろんありますが、今は日本でしっかり成績を残すことを考えています。

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実質的なプロ2年目のシーズンを送っている森山選手だが、ある意味で想定内の壁にぶつかっている様子です。そこに昨年は左手首を痛めてしまい、それが今も長引いているといいます。無意識に怪我をかばってしまうことで、スウィングのバランスが崩れてしまっていたわけです。今シーズンも思うような結果は残せていませんが、自分がやるべきこと、足りないものはしっかりと把握できている。何よりも今は怪我の完治を目指し、少しずつ自信を積み重ねていく期間なのかもしれません。

文/出島正登

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