全国のゴルフ場協会で、社会・地域貢献活動はさまざまな形で行われているが、静岡県のケースを紹介しよう。
画像: 静岡県ゴルフ場協会が「静岡県こどもの居場所応援基金」へ85万9285円を寄付

静岡県ゴルフ場協会が「静岡県こどもの居場所応援基金」へ85万9285円を寄付

一般社団法人・静岡県ゴルフ場協会は、このほど子ども食堂支援プロジェクト「静岡県こどもの居場所応援基金」へ85万9285円を寄付したと発表した。その寄付金の内容とは──。同協会の加盟コースは県内に67カ所あり、そこにボール回収ボックスを置き、来場者からの使用済みボールを募り、その売却益を寄付したというものだ。

「ウチには元々使用済みボール回収箱を設置していましたが、静岡県ゴルフ場協会から回収ボックスが配布されてきて2箱並べて置いています。年に何度か業者が来て回収作業をしていますが、赤い文字で目立つのでみなさんはそちらの箱へ投げこまれることが多いようですよ」とは裾野市にあるゴルフ場。

この取り組みは昨年から始めたもので、1年間の回収ボール総数は18万8671個に上り、そのうち売却できた個数は17万1857個で、その売却益が前述した金額という。売却先はゴルフ場の池やOBゾーンのボールを回収し売却する「ロストボールビジネス」を展開しているECOボール社。

この子ども食堂へ寄付事業を始めた理由を、同協会事務局長の吉田真之氏は次のように話す。

「いくつかゴルフ振興策は行っているのですが、社会貢献、地域貢献になる事業を考えていたところ、ロストボールで子ども食堂支援を行っているケースがどこかにあったなと思い出しまして、取り組みを始めた次第です。それにロストボールを放置したままだと、マイクロプラスチックが自然環境を壊すといわれてますので、SDGsの観点からも有益だと思いまして……」

ちなみに、子ども食堂とは2010年代に地域のボランティアなどが中心になって始まった、子ども1人でも無料または安価で提供する活動のこと。

同協会ではこの取り組みは来年以降も続けていくという。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月7日号「バック9」より


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