
いわい・あきえ/2002年7月生まれ。埼玉県出身。武蔵丘短期大学出身。8歳から双子の妹の千怜とゴルフを始め、埼玉栄高校へ進学しゴルフに専念。21年プロ入り、23年KKT杯バンテリンレディスでツアー初V。昨年から米女子ツアーに参戦し、1勝。日米通算7勝

長さ45.5インチ。シャフトは50グラム台のフレックスS。つかまり仕様が好きな明愛だが、トウ側に鉛を貼ってつかまり過ぎを調整している
ドライバーは、比較的やさしいEZONE GT タイプS。
「ヨネックスさんと今までにないドライバーを作ろうということで、昔からブルー系の色が好きだったので、ターコイズブルーのドライバーに仕上げてもらいました。見た目の顔などに特にこだわりはないんですが、好きなカラーのヘッドはやはり構えていて楽しいです。
性能としてはつかまえやすいモデルが好きで、このドライバーはフェースに食いつく感じがあり、しっかり球を弾いてくれます」と本人。
つかまりの良いヘッドを好むため、ロフト9度を1.5度寝かせて、フックフェース気味のつかまりに調整し、実際、つかまった弾道を安定して打ち、JLPGA時代の平均257ヤードから、現在はほぼ270ヤード(269.87ヤード)まで飛距離を伸ばしている。シャフトは中調子のレクシス カイザ Mを挿す。

練習日は3Wと5Wを入れるが、試合では5Wを抜いた14本で臨むことが多い。FWにはミスへの寛容性と飛距離、そして弾道の高さを重視
FWは2本で、EZONE GT タイプD。地面から飛距離を稼ぐ際は“直ドラ”をすることも多いが、この深重心モデルのFWは、飛距離だけでなく高さがしっかり出せるという。

アイアンもグースネック顔を好む。女子プロに珍しく14本のうちアイアンが8本を占める
千怜と同じくUTを入れないセッティングで、5Iと6Iを飛び系のEZONE GTアイアン、5I~PWをEZONE CB511と番手を重ねたコンボセットで組む。
今季の米女子ツアーでバーディ数が1位なのは、高いアイアン精度の証明であり、彼女の攻めのゴルフを支えている。
カーボンを挿す飛び系の5I以外、シャフトはスチールのN.S.プロ 950GH neo。アイアン全番手をカーボンシャフトにしている千怜のセッティングと大きく異なる点だ。

ウェッジは直線的な輪郭の顔を好む。ロフト50度を長く使っていたが、PWとの飛距離差を考慮して、今は48度を使う
ウェッジは、EZONE W501の48・54・58度の3本。妹の千怜は新モデルのW301にスイッチしているが、明愛はW501を今年も継続使用している。

元々はブレード型を使っていたが、ショートスラントのスパイダーXにしてストロークが安定、優勝を重ねてきた。憧れのR・マキロイに影響されて、使い始めたそうだ
パターはスパイダーツアーX ホワイトカッパー、ネックはショートスラントタイプを選択している。このパターにして以降、いくつもの勝利を積み重ねたエースパターだ。

ボールはスリクソンZスターXV
ボールに大きくしるされた「75」は千怜と同じ誕生日7月5日から。ちなみに米国LPGAは、姉妹がツアー参戦した昨年が創立75周年だった。
岩井明愛のクラブセッティングの詳細
1W/ヨネックス EZONE GT タイプS (9→10.5度)・レクシス カイザ M (50S)
3W・5W/ヨネックス EZONE GT FW (14.5度)・レクシス カイザ M (60S)
5I/ヨネックス EZONE GT アイアン (20度)・レクシス カイザ i (80S)
6I/ヨネックス EZONE GT アイアン (22度)・N.S.プロ 950GH neo(S)
5I~PW/ヨネックス EZONE CB511 フォージドアイアン・N.S.プロ 950GH neo(S)
GW~SW/ヨネックス EZONE W501ウェッジ (48・54・58度)・N.S.プロ 950GH neo(S)
PT/テーラーメイド スパイダー ツアーX ホワイトカッパー
ボール/スリクソン Z-スター XV
※スペックは編集部調べ
※プロはクラブを頻繁に替えるため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります
※練習日のため15本
PHOTO/Tadashi Anezaki





